NHKEテレ「ろうを生きる難聴を生きる」お知らせ

補聴器を新調して二年目になりますが、私にとっては音を感じる程度で
言葉の聞き分け等はできません。
もともと感音性高度難聴なのと両耳とも100dbなのとで、
こんなものかな、と思っていました。
なんというか、カメラのピントが合わずにぼやけている感じです。

でも、先日NHKEテレ「ろうを生きる難聴を生きる」の
スタジオ収録で補聴器をテーマにしたのですが
「ひょっとすると調整次第でもっとピントを合わせていくことができるんじゃないか」
そんな風に思い、久しぶりに補聴器屋さんに行ってみようと思いました。


その時収録した番組の放送は下記の通りです。


補聴器と遠隔情報保障システムについてインタビューしております。
補聴器のアフターケアの調整次第で
聞こえの可能性が良くなることにに正直、驚きました!
遠隔情報保障システムは、これまで学校の授業で手話通訳や
要約筆記を受けるときには、初対面の通訳者が近くにいることへの
抵抗感などもあった学生たちが、すんなりと受け入れていく様子がとても印象的でした。
今後の活用が期待されるシステムです。
良かったらご笑覧ください。

NHKEテレ「ろうを生きる難聴を生きる」のご案内
http://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/


★「補聴器の使いこなし術」
5月26日(日)夜7時30分〜7時45分
[再放送]5月31日(金)昼11時45分〜12時
最新の補聴器で「きこえ」の可能性に挑戦する様子を取材。
お孫さんと話したい!という気持ちから、補聴器を使いこなせるようになった
両耳100dbの女性など、興味深い話題を専門家にインタビューしました。
ゲスト:横浜国立大学教育人間科学部 特別支援教育講座教授 中川辰男氏

★「モバイル型遠隔情報保障システムとは」
6月2日(日)夜7時30分〜7時45分
[再放送]6月7日(金)昼11時45分〜12時
筑波技術大学の三好茂樹准教授などのグループが開発した
遠隔情報保障システムで、授業が行われる都内の中学校を紹介します。
IT機器の発達がもたらした新たな取り組みと、課題をインタビューしました。
ゲスト:筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター 准教授 三好茂樹氏


余談ですが、収録中でっかいハエが何度も本番を邪魔してくれました!
ハエが横切っても、どこかに留まっても、笑ったりせず
何食わぬ顔で司会を続けなくてはならないという修行のような収録となりました。