9月22日に行われた障害者政策委員会第14回の様子を、
とても分かりやすく簡潔に解説していただきました。
この日、私は就任して二回目の出席。
ものすごく緊張するし、
時間的な制約等で充分に発言できないので、ポイントを絞りました。
とはいえ、終了後はいつものように一人反省会。
だから、こんなふうに好意的に紹介していただけるのは、
涙が出るくらい嬉しいことです。


あ、もちろん発言するときには柔らかい表現で、笑顔をこころがけてます!笑

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「難聴者の生活goo」より

昨日の障害者政策委員会で、聴覚障害者委員は重要な質問をしていました。
全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長は、
前回知的障害者精神障害当事者が委員に加わることになっていたが
どうなったかと冒頭に質問し、委員長が今対応中と説明する一幕も。
石野理事長は保険業界のマニュアルに聴覚障害者には筆談対応するとあるが
手話通訳同行でも拒否された事例があると質問。
全日本ろうあ連盟がWEBなどを通じて広く集約している事例には
重いものがあります。
保険事業者から手話の出来るものが十分いないからと
的を外した回答にもすぐ挙手をして同行することを
断られた例だと検討を要請。


松森委員は、鉄道事業者ヒアリングの回答に
法令、規則に則って対応するとあるのが目立つが
障害者権利条約が批准されている視点からは
「過去のもの」であり、
一般的義務の条文を紹介して権利条約に照らして、
障害当事者や関係団体と協議する中で修正されるべきと釘を指していました。
一般的義務ではあらゆる規則、慣行も対象になるので
鉄道事業者の社内規則も対象となります。

松森委員は銀行と保険サービスの電話による本人確認の問題を取り上げ、
電話リレーサービスの対応を求めました。
事業者からは緊急時のFAXやメールに準じることになると回答。
これはどの事業者のマニュアルにもなく、予想外の質問でした。


他の委員が差別解消法と別の障害者割引やスロープ板の対応などを聞いたり、
準備不足の質問が多かったことからも、聴覚障害者委員の質問は際立っていました。

引用元はこちら
「難聴者の生活goo」
http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit/e/2a5df418698820c84b659d106484fcac

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、
聴覚障害者の制度改革などについて分かりやすく書かれています。