公共インフラとして「電話リレーサービス」が始まります

聴覚障害者も電話ができる」あるべき社会の姿のスタート。
本日令和3年7月1日、公共インフラとして「電話リレーサービス」が始まります。

電話リレーサービスとは、通訳オペレータが
「手話」や「文字」で音声を通訳することで電話をつなぐサービス。
これにより以下のようなことが可能になります。

聴覚障害者も電話にアクセスできる
聴覚障害者も電話をうけることができる
③ 緊急通報110番119番ができる
④ 24時間365日できる

どれも当たり前のように思えることで
世界では、25か国以上で公的なサービスとして提供されていました。
日本では、2013年度に日本財団が「電話リレーサービスモデルプロジェクト」を
スタートし当事者を中心とした多くの働きかけのお陰で
2020年「聴覚障害者等による電話利用の円滑化に関する法律」が成立
2021年7月1日本日公的なサービスとして開始します。

まだまだ課題もありますが、
このサービスをもっと良いものにするために
どうすれば良いか提案を伝え、
みんなで一緒に創り上げていくことが
成熟した社会インフラに繋がると思います。

https://nftrs.or.jp/

自分の電話番号が持てるので、名刺にも堂々と明記できます。
書類手続きの電話番号欄にわざわざ(FAXのみ)と書く煩わしさから解放されます。
突然のキャンセルも電話一本でできると思うと気持ちもラク
今のようにメールもFAXもなかった中高生時代
「電話ではなく手紙をください」なんていう勇気もなく散った恋とか。
隔世の感w