腰越中学校での講演会


越中学校で講演会。
中学生というと私が聴力を失いつつあった年頃です。
「みんなと同じくしなくちゃ」とひたすら聞こえるフリをしていました。
でも、みんなと同じくする必要なんてないし、
ひとりひとりが自分らしく、楽しく、笑えることが大事!



後日感想が届きました。


・「何かを変えたいと思ったら自分から行動する」この言葉が一番僕の心に響きました。

・僕は優しくなろうと思いました。一般人であろうが障害者だろうが関係なく、色々なものを共有できる社会づくりに貢献したいのです。

・松森さんの話しを聞いて、私の中で「障害者」の認識が大きく変わりました。
今までは極端に言えば、種類が違う人、無意識に「〜できない人」と見下していたのだと思います。
でも今日の話しを聞き、「ふつう」っていったい何だろうと疑問を持ちました。
「私にとっては聞こえないのが普通」という松森さんの言葉が胸に響きました。
自分の中で、偏見や差別をなくすことができ有意義な時間になりました。

・「聞こえないことは弱みではなく強み」という考え方は、自分を驚嘆させ今までの固定概念を破りました。
自分はこれから「聞こえない人との違い」ではなく「聞こえない人との共通点」という考え方に重点を置き、様々な人が幸せを分かち合える社会を創れるようにしていきたいです。

・今日は15年生きてきて初めて聴覚障害の人の話しを聞きました。
先生からの話しや、見聞きしてきたことよりずっと心にのこり、「関心を持つことが自分の財産となる」と思いました。

・難聴の姉に対して、これまでイライラしてしまったりサポートできていませんでした。
なぜならばどうすれば良いか分からなかったからです。でも講演を聞いて家に帰ったら姉にまず「どうしたらいい?」と聞いてみようと思います。新たな一歩を踏み出せそうです。



感想文に添えられた先生の一言がまた素敵。
「生徒たちのこころに素晴らしい種を植えていただきました。」と。
こんな風に受け止められるやらわかな土壌を育てたのは、
ほかでもない先生方や保護者のみなさんです。
こうした感想が届くと、良かったな♡とビールが美味しく飲めます。