小学校の総合学習「共に生きる」


地域の小学校での総合学習「共に生きる」。
六年生の子どもたちは後期の約15コマを使い、「共に生きる」ということについて考える。


私はそのきっかけとなる講演をするだけ。
そこから子どもたちは、グループごとに興味のあるテーマを見つけ、それについて調べ、最後に発表するという授業です。


発表は、幅広く楽しいものでした。
手話の歴史や海外の手話、様々なピクトグラム補助犬ユニバーサルデザイン、身近な生活、手話の歌、車イスバスケや車イステニス、パラリンピックなど、ひとつとして同じものはない発表の数々。
目を引いたのは、ブラインドサッカーについて調べた班。視覚障害者が音を頼りに競技するサッカーです。
実際に公式のボール(音がでる)を借りて、アイマスクをして、ルールに則ってプレーしている動画での発表でした。
素晴らしいのは、実際に体験してみたということ。
面白いことも
危ないことも
痛いことも
怖いことも
肌で感じてはじめて実感として解るものです。


こうした授業を企画できる先生の存在もまた素晴らしいと思いました。
きっと豊かで広い世界を持っている先生なんだと思います。


こうした授業を通して一人一人はどんなことを感じてくれたのでしょうか。


皆さんの隣にはどんな人がいますか?!
その隣には?!
ほんの少し周りを見渡してみよう。
ほんの少し相手の気持ちを思いやってみよう。
笑っていたら一緒に笑い
元気がなさそうだったら声をかけ
困ってるなら手を貸して
落ち込んでいれば話を聞く
ただそばにいるだけでもいい。
そんなふうに相手を思いやれる気持ちをもって、小学校を卒業し、新しい世界に羽ばたいてほしいと思いました。


終了後、小学校の廊下にあった「心を元気にする言葉」に思わず足を止めました。

キミならできるよ
大丈夫だよ
元気出せよ!
ドンマイ!
ありがとう!


私まで思いきり心が元気になった一日。
校長室での給食も美味しかった💛
手話でサポートをしてくれた友達にも感謝💛