京都講演の前夜ハイヒールで東寺


京都・祇園の街並みに、真っ白な暖簾が鮮烈。
馬具工房から始まり、職人の美しい手仕事を今も受け継ぐエルメス
伝統ある祇園のコラボ。
お目当ては、二階のギャラリー、京都の技法で染め上げたスカーフの展示。
釘や接着剤を使わず、木材を立体格子状に組み上げる「木組み」という伝統建築の内装も素敵。



日が暮れたころ、東寺のライトアップへ。
工事中の京都駅での乗り換えで
迷いまくって東寺駅到着。
真っ暗な中、ひとり東寺へまっしぐら。
やっと着いた東寺の南大門閉まってるーー!
「ライトアップは慶賀門へ」と張り紙。


えーーー反対側!
五重塔や金堂など国宝をおさめる東寺、
でっかいんだってば。
行きつ戻りつ通常の三倍くらいの時間をかけてやっと到着。ふぅ。



風が穏やかで月も昇り、
池に映る逆さ紅葉の大屏風。
この上なくダイナミックで優雅。
京都大学でのシンポジウム前夜
ハイヒールで迷いまくって歩いたかいがありました。
早目にホテルに戻り、ものすごく喉が渇いていたので
バーで
「ぐっすり眠れそうなカクテルの前に、ビールをちっちゃいグラスで」とオーダー。
その夜、ホントに久々にぐっすり眠りすぎ
朝の散歩をし損ねました。


チェックアウトに合わせ、迎えに来てくれたのは初対面のUさん。
まるでマネージャーの如く、京都大学に行くまでの一時間を
分刻みでのスケジュールを作ってくださり
彼女のおかげで、錦市場で生麩や一目ぼれした器、入手成功。
帰りもまた、Uさんに連れられて無事に京都駅へ。
1人だったらきっとまた、迷いまくって京都駅で彷徨い果てていたことでしょう。
行く先々でいろんなひとに助けられています♡