字幕はタイミングが大事!

「芝居に字幕は邪魔なのか?」という過激なタイトルの国際セミナー。
基調講演はイギリスを代表する字幕制作会社Stage text代表のメラニーさん。
聴覚障害者が芸術鑑賞を楽しむために、当事者や劇場の専門家とともに常に良質な字幕を追求されています。


「キャプショニングは芸術技。タイミングが大事!」


という一言に大きく頷きました。


これまでのプロセス、費用面、技術面、字幕だけでなく、
受付係員が聴覚障害者とコミュニケーションするためのトレーニング、
字幕を知ってもらうためのキャンペーン(キャプショニング認識向上ウイーク!)など、
もっとお聞きしたかった!


後半は指定発言者として
・株式会社イヤホンガイド
・株式会社NHKグローバルメディアサービス
・日本演出者協会
日本劇作家協会
・松森
と、それぞれ3分や5分と短い持ち時間で発表。


情報保障は、英語↔日本語通訳、手話通訳、UDトーク、要約筆記、磁気ループと全部盛り!
私には専属手話通訳者が用意されているとのこと。
なんといつも大学講義や講演依頼をしてくれる橋本先生でした(^^)
中央ろう学校で講演をしたときの生徒たちが、
今は立派な大学生となりお手伝いスタッフとして活躍している様子、嬉しかったなぁ。
主催はシアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)。
理事長を務める廣川麻子さん、やっぱりすごい!友達としても最高にクールでキュート!