便座下げ下げセンサー

karinmatasumori2009-06-30

こんなの、初めて見ました!


「便座下げセンサー!!!」


京都講演の帰りの新幹線のぞみは、新型車両のN700。
トイレに行きたくなった私。
車両と車両の間にトイレは二つ(か三つ)。
これまで乗ってきた新幹線では、通常一つは男性用あるいは男女共用。
もう一つは、女性用だったはず。
ところが、新型のぞみは両方とも男女共用だった。


最初に入った個室は、便座が上がったままで床がびしょびしょ…。
思わず出て、もう一つの個室に入った。
ここも便座が上がったままであったが、幸いにも床が乾いているので、こちらを利用。

最後に水を流そうと思って、洗浄ボタンを探したら、なんと洗浄ボタン(センサー)の下にもう一つのセンサーが。

それが

「便座下げセンサー。」


初めて見たぞこんなの。
試しに一度便座を上げてみて、便座下げセンサーに手を近づけた。


ドキドキ……


おおー!ゆっくりと便座が下がり始めました!笑


もう一度手を近づけたら、便座が上がるんじゃないか?そう思って試してみたがそのままだった。
あくまでも、「下げる」だけなのですね。

男性が使用したと思われる上げっぱなしの便座に、直に触れずに便座を下げることができるのは嬉しいが、多くの人はこのセンサーに気付かずにいるのではないか?
それに、「便座上げセンサー」もあったほうが嬉しいのではないか?

息子が去年まで通っていた学童保育では、男の子がオシッコをするときに便座を上げるのがいやで、そのままするので便座が汚れて大変だと問題になったことがあった。
家庭用のトイレでも、男女共用のためそれで困っているママの話も良く聞く。

子供の言い分としては
「便座を上げていたら間に合わない(ホントか?)」
「触れたくない」
というのがあるらしい。
センサーをつける以前に、トイレのマナーの問題でもあるのだが。


あれこれ考えたが、結論は一つ。
便座上げ下げセンサーをつけるよりも、
トイレが二つ三つあるならば、やっぱり男性用小便器、女性用個室と作ってほしい。
新幹線のぞみ、意外と揺れる。
写真のブレがそれを証明している(笑)
揺られながら足を踏ん張る男性だって、絶対そのほうが使いやすいのではないかと思う。
女性だって、床がびしょびしょのトイレでは用を足したくない。

惜しかったなぁ、新型のぞみ!