地震にも耐えたパソコンがいきなり故障しました。
以前の私だったら、「ひぃ〜〜〜」とばかりにうろたえ、大変なパニックだったと思うのですが、今回の私は落ち着いています。
「震災にくらべりゃ、パソコン故障なんてたいしたことないさ！」と。
急ぎの仕事もなかったはずだし。
実は3月11日の大震災直後、余震におびえながらもしものことを考えてUSBに最新の講演データ一つと、子供の写真数枚をあわてて残しておいたのです。
究極の状況で選んだデータが残っているのだから、なんとかなるだろうと、
故障を言い訳に、パソコンに触れることなく一週間……。
それに、大事なデータは外付けのHDに保存してあるハズだし……。
まるで天国！
パソコンを開かなくてもいい日々！
前向きなのか投げやりなのか。笑
しかし、さすがに一週間過ぎると不安になってくる。何しろ仕事の打ち合わせはすべてメールで行っているのだから当然と言えば当然。
別のノートPCで久しぶりに繋いでみたら「今日までに要返信」のメールやらなんやらでてんてこまい。
そして、少しずつ気付いて行くのですね。
メールアドレスがすべてわからなくなってしまったことなど。
まるで津波のように、すべてさらわれていきました！
それにしても、パソコンの故障ってどうしていつも突然なのでしょうね。
きっと、大勢の人が突然の故障に泣いているはず。
技術の開発が進み、さまざまな機能があるのだから
故障予告機能なんてのがあってもいいと思うのですが！
『あと二日で壊れます』と。
携帯端末だってそう。
災害時、緊急時ほど重要なライフラインでもあるのに、そんなときに繋がらない。なんてことがあってはならないはず。
『非常時こそ繋がる』そんな携帯端末になってほしい！
