どんぐりの家

「どんぐりの家」をご存知ですか?
ろう重複障害のある人たちのための作業所として、25年前に埼玉県に誕生しました。
ろう重複障害というのは、聴覚障害の他、視覚障害内部障害、四肢障害、あるいは精神障害や知的障害、自閉症などそのほかの障害ももちあわせていることです。
そうした方たちが、地域で仕事をしたり、仲間を増やしたり、自立した生活をしたりするための支援の施設でもあります。
マンガやアニメーション映画にもなっているので、ご存知の方も多いと思います。
この「どんぐりの家」について、NHK教育テレビ『ろうを生きる難聴を生きる』で紹介します。
私は司会として、施設長をスタジオにお招きしてインタビューをしました。

実は漫画の「どんぐりの家」を大学時代に読んで、障害とは何か?人間とは何か?人間らしく、自分らしく生きるとは何か?
いろんなことを考えさせられました。
重複した障害があると、社会の中での生きにくさも重なります。
でも、ひとりひとりにあった支援がなされれば誰だって前向きに生きることができるのです。
仲間がいれば、人間関係を紡ぎあげていくことができるのです。
理解する人がいれば、人間らしく生活することができるのです。
そうしたことや、現状なども踏まえて、いろんな方に知っていただきたいと思います。
今月5月15日、22日と二回に分けて放送します。
ぜひご覧くださいね!
http://www.nhk.or.jp/fukushi/chokaku/

漫画「どんぐりの家」もお勧めです!
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%AE%B6-%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%B7%BB-Big-comics-special-%E3%81%8A%E3%81%95%E3%82%80/dp/4091837611