某お店でブラウスを購入した。
レジでお金を支払うとき、店員さんがレジの後ろを指さしながら、何か話しかけてくる。
???
レジの後ろの壁には、色とりどりのタンクトップがたくさん並んでいるのだ。
聞き返すと、もう一度タンクトップを指さして
「………ですか?」
と尋ねている。
あ!もしかしてこれを買うと、タンクトップが一枚おまけについてくるとか?あるいは、決まった金額以上購入するとプレゼントされるとか?
最近よくあるサービス!
ラッキー!!とばかりに
「では、ブルーをお願いします!」と答えた。
ブラウスとブルーのタンクトップを袋に入れてもらい、お金を払おうとした。
ん??
金額が増えてる!!!
?????
”言うなら今だぞ!”という、この一瞬のタイミングを逃した私は総額支払ってお店を後にした。
なんだかキツネにつままれた気分。
友人にこの話をすると、
「ああそれね、多分ブラウスの下に合わせるタンクトップはいかがですか?って勧められたんだよきっと!」
という。最近のショップでは、レジで最後のひと押し作戦もあるようだ。
知らなかったなぁ。
聞こえないと、「想定外の問いかけ」に弱い。
レジでの問いかけといえば、「ポイントカードはお持ちですか」「駐車券は?」といったことが想定されるから、口の形を見て判断できる。
レストランに入れば「何名様ですか?」「おタバコは…」といった問いかけ。
こうした会話が頭の中に入っているから、だいたいスムーズに済ませることができるのだ。
今回はまったくの想定外だったとはいえ、冷静に考えれば世の中そう甘くない。(苦笑)