レッ津ゴー!笑

だいぶ日が経っていしまいましたが、先月三重県津市で職員対象にユニバーサルデザイン講演をしたときのこと。

開始時間が遅かったため、ちょっと早めに行って鰻を食べながら準備をすることに。
だって、津市はうなぎの消費量日本一なんです。
市内のうまい鰻屋さんを集めた地図が「うまっぷ」。旨い!笑
担当者におすすめを尋ねたら、「一人ひとり好みのお店が違うけど…」と前置きがありながらも、会場近くには「新玉亭」があるとのこと。
お店によって味が違うから、それぞれ好みのお店を持っているのだとか。
なんだか豊かなステイタスを感じました!


実は今月もまた津市内での講演があるのですが、だったら担当者も一緒に鰻を食べて打ち合わせを。
という流れになりました。
偶然にも担当者のお父様が「新玉亭」の社長さんと懇意にされているとのことでお父様も同席。
「新玉亭」の鰻……これまでいろんな鰻を食べましたが、あんなにおいしいと思ったのは生まれて初めてです。
香ばしくてカリッとしていてふっくらで、とってもジューシー。ちょっと濃いめの甘辛のたれが、炭火でジュッと焼けた感じの香りがこれまた絶品。
お米もまた美味しいのです!
あまりにもおいしかったので、お土産用にも焼いてもらいました。
驚いたことに、翌日食べても美味しさがしっかりと残っているのです。


充実した気分で講演に臨みましたが、迎えてくださったスタッフの方々が皆さんとってもにこやかで朗らかで。
津市や三重県の歴史や名所、名物からグルメまで、いろんなことを教えてもらい、講演の事前打ち合わせはいつやったんだっけ?
私も朗らかな気分で講演を終えさせていただきました。
ユニバーサルデザインの基本的なことから、公共施設の事例紹介、身近なコミュニティ作りの紹介まで約90分の講演。
でも、よくよく考えてみたら職員の皆さんは、お仕事が終わってそのまま駆けつけてくださった方がほとんどの時間帯。
きっと夕食もとらずに聞いていてくださったのでしょう。
職員の方の中には、作業着の方も多く様々な職種の方がいらっしゃったようです。
私一人で鰻なんか食べて、非常に申し訳ない気分に。


津市は、鰻だけでなくB級グルメの津ぎょうざ(15cmの揚げ餃子!)、東洋軒のブラックカレーと、美味しいもの揃い。
それだけでなく、伊勢神宮や、お江ゆかりの地であったり、温泉も海も、自然豊かな地でもあります。
でも、職員の方は笑いながらおっしゃっていました。



「色々あるけど、一番はユニバーサルデザインへの意識が高いこと!」



帰りの新幹線でビールを飲みながら津市の観光マップを見て、妙にツボにはまってしまったキャッチコピーが。




「レッ津ゴー!!!」