K−1グランプリで「CM字幕の取り組み」金メダル受賞!

karinmatasumori2013-02-17

ふらっしゅ「共用品ネットわくワークショップ2013」無事に終了いたしました。
ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました。


今年は新しい司会コンビによるフレッシュな始まり。
目玉の「富士レークホテルのユニバーサルデザイン」プレゼン
http://www.fujilake.co.jp/index.php

視覚障害者、聴覚障害者、車いす利用者、高齢者、子連れなどなど
さまざまな多様性のある共用品ネットメンバーが、実際に宿泊し
感じたことや改善案をまとめた報告です。
とても分かりやすいプレゼンに、
「ここ行ってみたい!」と思った方は多くいたことでしょう。

そして、共用品ネットにある全部で8つのプロジェクト報告。
私が活動をしているのは「音カタログプロジェクト」
聞こえる世界と、聞こえない世界を比較してみてもらうHPを
作っております。
家の中、会議中、災害時など少しずつ場面を増やしていく予定です。
良かったら見てくださいね。
音カタログのキャラクター「おとみちゃん」と聴導犬の「りんりん」が
案内してくれます!
「音カタログ」
http://kyoyohin-net.com/oto/index.html

後半は、今年初めての新企画。
K−1グランプリ!」
各プロジェクトから一つ、選りすぐりの共用品を発表し
それは本当に共用品と言えるのか?
操作性は容易か?
安心・安全か?
複数の手段や選択肢があるか?
などなどあらゆる視点から審査して競うものです。
審査員は、
若者、高齢者、視覚障害者、聴覚障害者、四肢障害者、重複障害者など
偏りのない人選で、1点〜5点まで採点します。
終了後は、会場の参加者全員も、投票。


・有田焼の使いやすいお皿
・視力の弱い人でも見えるピンホールアイマス
・ボトルオープナー
・手を汚さずに取り出せるパッケージのチョコレート
・手を使わずに爪を切れる爪切り。(まるでリスなどの小動物を捕える仕掛けみたいな、わらじのようなでっかい形で個人的に一番ウケました!)
・手を叩くと犬の鳴き声と光で反応して在り処を教えてくれるキーホルダー
などなど、ホントに共用品か?というような
ツッコミどころ満載、まるで店頭実演販売のようなK−1グランプリ。
ジャパネットタカタならぬ、Kネットタカタ!

私たちのプロジェクトからは
花王さんのCM字幕の取り組み」を紹介。

共用品=モノだけではなく、サービスやソフト面、それを伝える方法も大事です。
お茶の間で家族がみんな一緒に当たり前にテレビを楽しめる。
「当たり前が当たり前になる」それが共用品の目指すところでもあるのでは。


と、全体的にかる〜いノリの中、いかにも優等生ぽいプレゼンで
見事一位の「K−1グランプリ!」を勝ち取りました。笑
いただいたメダルが凄い!
金・銀・銅、それぞれ手作りだそうで見ても触っても三つの区別がつくというもの。
良くできたメダルに脱帽。
嬉しいものです!



終了後の懇親会、二次会とよく飲みました。
ひそかに面白かったのは懇親会終了後、店の外に出たときのこと。
後輩が翌日、大学の卒展を観に行くとのこと。
その時に、私と友人がお世話になった先生にも会うというので
「じゃあ、私たち二人の写真を撮って明日先生に見せてあげてね!」
と二人でカメラに収まろうとしたら、
記念写真かと思ったのか、
一人増え、二人増え、あっちこっちからメンバーが集まり
数十名の大集合写真となってしまいました。笑
まるでフラッシュモブ
店の前で車の進行も妨げるくらい大わらわに。


そんなこんなの共用品ネットは
色んな個性の玉手箱。
毎月あつまって活動しているので、誰でも見学大歓迎。
興味があればぜひいらしてください。
http://www.kyoyohin-net.com/