Docomoさんの企業CMに字幕が!


Docomoさんの企業CM、すごくいい!
8月10日、18時30分〜TBS「夢の扉+」を提供しているドコモさんが
CMに字幕をつけるトライアル放送を初めて行いました。


父と娘がキャッチボールをしながらの会話(心の声)。

《父さん覚えてる?》
《なぁ覚えてるか?》
《小さい頃あたし泣きむしで…》
《おまえいつもコロコロ笑ってて…》
《父さんをしょっちゅう困らせた…》
《毎日元気もらってた…》

と成長を振り返りながら、
淡々と続けられるキャッチボール。
娘を持つ父さんならグッとくるであろうこのCM。
字幕がなかったら、ただのキャッチボールだけのつまんない映像ですが
字幕がつくことで、初めて聞こえない人にも伝わります。
字幕をつけるだけで、約2000万人もいる聞こえない・聞こえにくい人に
企業メッセージを伝えることができるのです。


携帯電話やスマホは、いつでもどこでもだれとでも連絡ができる必需品です。
聴覚障害のあるユーザーだってたくさんいることでしょう。
私たちが携帯電話やスマホを購入した代金のいくらかは、広告費にも使われているはずです。
だとしたら、やっぱりあらゆる人に、情報を伝えてほしいな。
だってこんなに素敵でドラマチックなメッセージを発しているんだもの。
クリエイターたちはきっと
「いろんな人に見てもらいたい!」そんな思いで
イデアを練って、お金と時間と労力を使ってCMを作っていると思うんですよね。
なのにそれが伝わっていない人たちが多くいるなんて、もったいでしょ。
企業CMだけでなく、普段放送しているCM(渡辺謙のとか)にも字幕つけてほしいな。


情報って「伝える」だけでは一方通行なんです。
「伝わる」ことが大事。
「伝える」と「伝わる」って違うんだよね。