シェイクアウト訓練!


七月に入ってから週三回ペースの講演が続いています。体力勝負です。
先週末は、愛知県聴覚障害者大会の分科会で講師をしましたが
舞台にいる状態での防災訓練を、初めて経験しました。
「シェイクアウト訓練」というのだそうです。
アメリカで始まった新しい形の地震防災訓練で、
参加者が地震から身を守るための3つの安全行動
「まず低く、頭を守り、動かない)」を1分間行う訓練です。
この三つの行動は、
地震による家具等の倒壊、落下物による負傷から身を守る有効な手段だとか。



さて、訓練が行われたのは、分科会終了後大ホールでの全体会のとき。
三つの分科会講師、全日本ろうあ連盟理事長の石野富志三郎氏、青年部副部長の中西潤氏、そして私三人が
舞台上の椅子に座ったときでした。
ホール内の照明が、点いたり消えたりを繰り返し、非常事態であることを知らせます。
とっさに隣の石野理事長が、椅子の後ろに回って身を低くしたので
私と中西氏もそれにならいました。
ところが上を見ると、今にも落ちてきそうな照明の数々。
潜れる机もなく、
三人そろって、椅子の背もたれで頭を守りながら後ずさりしましたが、舞台後方にはでっかい看板がぶら下がってます。
この訓練で分かったのは、舞台上に安全な場所はないということ。
舞台そでに逃げるのが良いのかしら。
講演の機会が多いので、今回は私にとっても、とても良い訓練となりました。
とんぼ返りの長久手市でしたが、K子さんにもお会いでき充実した一日。



終了後は実行委員と講師の懇親会。
石野理事長とは、内閣府障害者政策委員会でご一緒していますが酒宴の席では初めてです。
「焼酎は苦手だけど、日本酒は好き」という共通点が見つかり
日本のトップにお酌をしていただきました。
オモシロいボールペンもお持ちでした。w