ナミねぇ&ブラザーズライブ


「ナミねぇ&ブラザーズライブ」
何か月も前からずーっと楽しみにしていたライブ。
今回は、聞こえない友人や手話通訳の友人達と!


二人の弟、ギタリストのビリー市田さんと樫本ゆうさんの間で歌う
姉さん、ナミねぇ。
姉弟でステージに立てるってカッコいい!


ナミねぇの歌は、パワフルでソウルフルですが
時にセクシーで扇情的だったり、
時に激しく優しくせつなく、胸に沁みこんでくるのです。
聞こえない私にとって、高い声は音として感じにくいのですが
ナミねぇの声はとても心地よく感じます。



聞こえない私たちのために、歌詞カードを用意してくれるのが本当に嬉しい。
ナミねぇがどんな歌を歌っているのか、見て分かるからです。
今回はたまたま四人が手話通訳者ということもあり、
ナミねぇの歌が手話となり、共に歌う私たちのテーブル、おそらく一番賑やかだったのではないでしょうか。
大好きで大尊敬する村木厚子さんや、二年前のライブでお会いした方との再会もあり。



歌の合間の軽妙洒脱なトークもさすが。
ゲストを巻き込んでぐいぐい引っ張るあのカンジ。
お嬢さんのエピソードや
お嬢さんへの想いを込めて歌った「七つの子」は思わず涙が。
子どもの時からなじみのある童謡なのに
ナミねぇが歌うと思い切り心を揺さぶります。
そんな想いや空気感を全員で共有できるライブはやっぱり最高。

ライブが終わっても興奮冷めやらぬ私たちは
隣の赤提灯へ吸い込まれ、何年かぶりの終電で帰宅。