2018年大晦日

お世話になったファミリー達を招いての松森亭も終えての大晦日


2018年は豊かな繋がりの多い一年でした。
羽田空港の国内線・国際線ターミナル、成田空港内の
お土産屋さん、服飾雑貨店、免税店、ブランドショップなど110店舗を運営する
株式会社羽田エアポートエンタープライズ様と
2017年よりスタートした
「ふやそう!手話ができるスタッフプロジェクト」は二年目。
空港内のお店で、手話を勉強中のスタッフが一気に増えました。
接客のプロたちですから、手話という技術や
聴覚障害のあるお客さまへの対応のコツを身につけたら最強です。
手話の表現力を、自身のコミュニケーション力につなげているスタッフたちを見て
心から尊敬するとともに、この企画を一緒に楽しんでくださる方や
頼もしきパートナーとして一緒に講師をするカヨさんに
感謝の気持ちでいっぱいです。
空港に行く機会があったらぜひ
「手話でOKですか?」と尋ねてみてくださいね!



また、同様な研修がこのたび京急グループ様でも始動しました。
京急グループでは、鉄道、ホテル、飲食店、お店やエンターテイメントなど
様々なグループ会社があります。
現場もニーズも違う方々が集まる研修で
毎回どうしたらわかりやすく伝えることができるか
どうしたら実践につながるか
そんなことを考えて楽しいアイデアを出すのはワクワクします。
アンケートの結果も満足度が非常に高くて嬉しいのですが
胡坐をかくことなく、私たちもどんどん進化せねばと思います。



成田空港の、世界最高水準を目指すユニバーサルデザインの委員会も楽しい仕事の一つ。
細かなテーマに分けて議論をする
「取組み別ミーティング」は年間で30回を超えます。
スゴイ数字ですよね、月に1〜2回のペースです。
「十分な議論なくしてはすすめない」とい委員長の言葉の元
朝から夕方まで多様な意見に耳を傾けます。
成田空港内部での改修工事も進んできており
「あの意見がこんなふうに反映されてるんだ」と
感慨深いものがあります。
志の高い人達との仕事は、やりがいがあります。



羽田空港国際線ターミナルビルのユニバーサルデザインの委員会も始まりました。
2013年に運用開始してから二年に一度のスパイラルアップのための委員会です。
運用開始前から関わり、今も関われることに喜びを感じます。
成田、羽田の国内線、国際線と
一年の大半を空港関係で過ごした年でもありました。


夏には、2017年国内初開催のダイアログ・イン・サイレンス
二回目が開催されました。
定期的な研修を重ね、新しいメンバーを迎え
「対話」を重ねることによって生まれる「信頼」の温かさを何度も実感。
開催前には、アテンド自ら企画した講演イベントも大盛況。
頼もしい仲間がこんなに増えるなんて、一年前には想像もできなかったことです。
一年後にはまた想像以上のことになっているんだろうな。
2020年ダイアログミュージアムに向けての構想もあります。
人と人が向き合うとき
目と目を合わせると気持ちがずっと伝わりやすくなります。
そんなシンプルなことを改めて感じた夏でした。



9月には日本初の「当事者研究楽会」シンポジウムを
宮城教育大学の松崎丈先生の指揮の元、開催しました。
数年前から異色の四人が集い着々とこの日を計画してきました。
宮城で開催するにも関わらず、定員をはるかに超える参加希望者。
遠くからお越しくださった方も多く、関心の高さをうかがえます。
来年はもっと情報公開していけたらと思います。


12月には父親が古希を迎え
家族や孫たちが集って一泊旅行を企画しました。
この記事は改めてアップしたいと思いますが
笑いの絶えない温泉旅行。
父の70年に比べたら、目の前のことなど大したことないと思えそう。
なんだかんだとあるけれど、みんな仲良く笑って集まれるのが
本当に幸せなことだと実感。
親が元気なうちに、と一緒に海外旅行に行けたのも良かったです。
今年は、セブ島、グアム、そして両親と一緒にマカオ
来年はどこへ行こうか。


笑いの絶えない日々に感謝です。
関わってくださったすべてのみなさまへ
溢れる光の如く感謝をこめて。


そろそろ家を出ないと!
群馬へ帰省します!
皆さま良いお年を。