誕生日前と誕生日後

先日また一つ大人の階段を上りました。(かなりの高みに来ました)


誕生日二日前、某新聞社の取材を受けての帰り道。
息子が骨折したとの連絡が。
その足で小学校へ駆けつけてみれば
「体育でソフトバレーをやっている最中に…」
「え?ソフトバレー?やわらかいボールですよね?」思わず突っ込む私。
どうやらお友達の頭にぶつかってしまったようで、右手親指の骨が欠けているんだとか。


骨の一本二本折ってこそ男。とは思いつつ
右手親指は固定されて包帯ぐるぐる巻き状態。
当然のごとく手話もままならず。
お得意の高速手話&指文字が、微妙にスローに。笑
親指を閉じることができないので、無理して右手で手話をしようとするといろんな間違いが生じます。

人差し指を一本立てると、指文字の「ひ」
でも、親指も出てる状態なので「レ」に。

「ひび割れ」は「レレ″割れ」に。
「ひれかつ」は「レレかつ」に。


話は変わってその後。
NHK「みんなの手話」で夏の再放送をやっておりました。
夏の再放送…。そう、「誰でも手話リンガル」の紹介でしたが、放送の最後の最後。
「また来週〜〜〜(^^)/~~~」と、一人だけ違うカメラに向かって手を振っているやつですね。
27日(金)昼11:30〜11:55 もう一度再放送があるそうです。



そして翌日。
新しい歳の初仕事は、NHK「ろうを生きる難聴を生きる」の司会。
タイトルは「若者が見たアメリカ」
西川愛理さんを紹介しています。
西川さんは、自分の難聴と向き合う中で、オーディオロジー(聴覚学または聴覚障害補償学)を学びたいと考え、インディアナ州にあるパーデュー大学に留学。
アメリカにはオーディオロジストと呼ばれる専門家がおり、補聴器の調整だけではなく聴覚障害のある人の心理的な支援、生活面でのアドバイスなども行うとか。
お話を聞きながら、スゴイ!と思わずにはいられませんでした。
そのほか、全米難聴者大会で東日本大震災についてのスピーチをしたことが支援につながっていったことなど、彼女の積極的な行動力は、きっと見ている人を勇気づける力があると思います。

こちらの放送は、
2012年2月5日(日)夜7時30分〜7時45分
[再放送]2月10日(金)昼0時30分〜0時45分


それにしても。
若者を紹介する年齢になったのだと、妙に感慨深いものが。