テレビのご案内

前のブログで、音声認識機能を使ったYouTubeの自動字幕機能を紹介した。
ご覧いただいた方から

「ある意味新しいコンテンツの楽しみ方かも」


全く同感。
この自動字幕機能が発表されてから、聴覚障害者の間では大きな話題となった。
それだけでなく多言語でも対応できるので、国境を越えて期待されている技術でもある。
今後、進化していくのだろうか?!
音声認識率が100%になれば、正確な情報を伝えることができるけど
でも、今の、予測不可能な言語表出も、これはこれで笑える!


ところで、世の中には日本語を手話に自動翻訳する技術も進められている。
アニメーションで手話通訳をしてくれるのだ。
これができれば、「字幕放送」に比べて断然少ない「手話放送」の普及にも貢献できそう。
特に手話通訳者がいない、緊急放送などで、ニーズが高いと思う。
この技術について、NHKEテレ「ろうを生きる難聴を生きる」で紹介するので
良かったらご覧ください。


「ろうを生きる難聴を生きる」
―めざせ!日本語・手話CG自動翻訳―

放送日6月10日(日)夜19時30分〜19時45分
再放送6月15日(金)昼11時45分〜正午

NHK技研研究所の研究成果の公開する「技研公開」で、
注目を集めているのが、日本語を手話CGに自動変換する技術。
日本語の文章を打ち込むと、辞書と用例集を参照しながら手話CGを生成する。
先行する研究はほかにもあるが、7千語という手話単語辞書の充実、
手指の動きを肉も含めて再現するリアルなCGなどの点で、最先端のとりくみだと言う。
将来的には日本語・手話自動翻訳を可能にする手話工学技術の最新情報を伝える。
http://www.nhk.or.jp/fukushi/chokaku/backnumber/2012/06/0610.html


ちなみに、アニメーションの女性の名前を聞いてみましたが、まだないとのこと。笑