字幕に関する検討会を傍聴してきました

1月30日、総務省にて
スマートテレビ時代における字幕等の在り方に関する検討会」を傍聴してきました。

10時からなのに、気が急いて9時ごろには着いてしまった私。
受付で入館手続きを済ませ、首からかける入館用のカードをもらう。
以前、これと同じカードをうっかり壊してしまったことがあるので
今回は慎重に扱います。ww
<2013,4,13首からぶらさげるやつ>
http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20130413


本題に戻し、傍聴会。
28席分ある傍聴席の中、聴覚障害者は7名。
情報保障は手話通訳と、ノートテイク。


流れはこんな感じでした。
1、上川総務副大臣の挨拶
2、検討会の進め方
3、総務省からの説明
4、プレゼンテーション
・NHKより「日本語字幕の現状と多言語字幕の放送への適用」
・NICTより「ユニバーサルコミュニケーション研究所
 音声処理・多言語翻訳技術」
花王株式会社より「トライアル実施報告−広告主の視点から−」
5、意見交換


総務省からは諸外国のCM字幕の事例やデータが報告されたり
2020年オリンピックパラリンピックを見据えた多言語翻訳等の技術、
「字幕」=「音」であると、三年間のトライアルを通した実感を
この一言に込めた花王さんのコメント、
最後には座長が、
「課題を整理し、具体的なロードマップを示すのが大切」
だと締めくくりました。


何がすごいかって、
「CM字幕」を国として取り上げてくれたことです。

今後、多言語字幕と、CM字幕に分かれての検討会が始まります。
今回傍聴した
スマートテレビ時代における字幕等の在り方に関する検討会」が
親会だとすると、
その下に、
多言語字幕と、
CM字幕のワーキンググループがあるということです。
CM字幕のワーキンググループは2月3日、開催され
私も申し込みました。


今後、六月までに、定期的に検討会が開かれ
実務的な議論が重ねられていくと思います。
ひとつひとつの課題に対し、どんなふうに対応していくのか
しっかり見守っていきたいと思います。


それにしても、二時間ぶっ続けで手話通訳を見続けるのは
やはり疲れました…!
終わった後は総務省の食堂に駆け込み、がっつりエネルギー補給!
(ってビールじゃないですよ!)