南足柄市人権講演「星の音が聴こえますか」


「星の音が聴こえますか」
このタイトルの講演は久しぶり。
講演タイトルやテーマはいくつかあり、主催者の希望に合わせてアレンジします。
今回依頼されたタイトルは、私の処女エッセイ(星の音が聴こえますか 2003年筑摩書房)と同じタイトル。
勢いがあって情緒豊かで瑞々しいエッセイ、今じゃもーこんなの書けません。


12月13日、南足柄市
幼・小・中合同家庭教育学級「あしがら人権ひろば」での講演会がありました。
南足柄市は、金太郎の発祥地だとか。
周囲からは「まさかり担いでいくように!」とか「前掛けしていきなさい」
などと言われつつ、このへんじゃまさかりなんて売ってないってば。


講演当日、幕があがる直前までパソコン接続にすったもんだしてましたが、
幕が開いたら気持ちよいくらいの満席にびっくり。
大人や子供に交じって、
幼稚園児も数名おり、いつもより柔らかな雰囲気。こういうの好きだなぁー。

聞こえないお客様も沢山いました。
皆さんとても反応がよくて、よく笑ってくれるので、私も楽しかった!
この講演のために一年以上も前から、丁寧に準備を進めてくださった
スタッフの皆様、寒い中足を運んでくださった皆様
本当にどうもありがとうございました。
この日は「誰でも手話リンガル」の出版社である明治書院さんが来て、
書籍販売をしてくれていたので、私も手伝い、サインしたり!
ひとりひとりと顔を合わせて話せる大切な時間です。


講演の前には、人権作文コンテスト表彰式がありました。
受賞した中学三年生の作文のレベルが高さに脱帽。
「思いやりの心」の大切さを訴えるものですが、ひとりひとりが大事にされる社会をわたしたち大人が作っていかねばならないと思います。


夜空に瞬く星の輝きはひとつひとつみんな違うけど、全て美しいものです。
今夜は星が綺麗です☆
今年の講演業、やっとヤマを越えました。
まだ報告できていない講演もあるので、少しずつ紹介していきたいと思います。