手話歌、手話劇、手話落語、手話漫才、手話狂言があるのなら

「ぷ〜さんの手話艶話」に参加してきました。
手話歌、手話劇、手話落語、手話漫才、手話狂言があるのなら、
古典落語にもある“艶話”を手話でやってみよう。と真面目に企画したのはぷ〜さんこと三宅さん。
参加資格は18歳以上。飲み放題。(笑)
十分すぎるくらい条件を満たしている私も誘われるがままに参加。


居酒屋の個室で隣の人と密着しちゃうくらいのギュウギュウ状態で運ばれてきたのはアツアツの鍋。
手話を見てると食べられなくってひたすら飲むだけに。笑
「巨人と小人」という定番のデフジョークからはじまり、
「ろう者が少ない理由」など、手話を巧みに操り笑いを誘う熱演。
音声言語が中心の健聴者と、
視覚言語が中心のろう者とでは、笑いのポイントが違うことがあります。
健聴者であり、手話通訳をしつつ、ろう者の文化に精通している三宅さんは
聞こえない人も聞こえる人も共に楽しめるようにしちゃってます。


手話の表現力の奥深さを改めて実感しました。
三宅さんのすごいところは、手話の表現力はもちろんのこと
目の表情が豊かなところ。
決して大きいとは言えない(失礼!)三宅さんの目は、喜怒哀楽を豊かに語り掛けてくるのです。
参加者とのアイコンタクト、間のとり方、オチの表現の分かりやすさすべてが絶妙。
ゆる〜い感じが、何杯目だか分からないビールと最高にマッチしてました。
参加者の皆さんとの手話交流もオモシロかったですよ。


三宅さんは、ろう者のさとう正士さんと、手話漫才コンビ「ぷ〜&み〜企画」として
全国で公演していらっしゃいます。
長年、息抜きのために愛読しているおふたりの動画ブログ。
ブログ「かゆいところに手が届いたら…」
http://ameblo.jp/2010-pu-mi/


ちなみに、デフジョークといえば
アメリカのペプシコーラのCMが有名ですよね。
これ↓
YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ffrq6cUoE5A