手話も字幕も音声も、情報格差をなくしたCMが入賞!
「第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」において
公益社団法人ACジャパンが制作し
佐多直厚さん、廣川麻子さんとともに監修として関わった
全国キャンペーン作品『その危険見えてますか』が
テレビ広告部門およびラジオ広告部門で、メダリストに選出されました。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html
『その危険見えてますか』は
歩きスマホの危険性と、視覚障害者との接触事故が増えていることを伝え、
公共マナーの重要性を訴えた作品です。
この作品では、ACジャパン初の試みとして
「情報格差の解消」を目指し
手話とオープンキャプションの字幕対応を義務付けました。
草磲剛さんのナレーションだけでなく、
BGMや状況音、そして最後の「ACジャパーン♪」というサウンドロゴまで
徹底した手話と字幕表現です。
手話表現には日本ろう者劇団代表の江副悟史さんを。
プラスヴォイスの三浦さんにも調整していただきながら関わりました。
この広告賞は審査員に広告関係者を含まず
消費者が生活者の視点から審査を行うという
世界でも珍しい特徴を持つ総合広告賞なのだとか。
社会に広く受け入れられたという意味で
監修として関われたことを、とても嬉しく感じます。
ACジャパンの「情報格差の解消」の取組み
手話や字幕の義務化を今後も継続できるように
そしていつしか、「手話も字幕も音声も」が当たり前となるように
引き続き応援していきたいと思います。