2019年ACジャパンのCM、コミカルな手話演出と字幕が!

ACジャパンのCMに手話も字幕も音声も!
イメージは「歌のお姉さん」
ろう者でありアーティストである南雲麻衣さんが
コミカルで楽しい手話演出。
手話ワイプも〇ではなく家の形で楽しい!
 
CMのテーマは「防災さんぽ」
家族で散歩をしながら危険や避難所などを確認する「防災さんぽ」
テンポよい歌と共に、自然災害に備えることを訴えたCMです。
 
CM字幕の活動を長年ご一緒してくださっている
電通ダイバーシティラボの佐多さんと
2018年からTA-net理事長の廣川麻子さんを加えて三人で監修しています。
 
2018年は「その危険見えてますか?」というCMで
江副悟史さんに手話出演をしていただき
「第57回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」で入賞しました。
今年の作品は、一風変わったアニメーションで
ワクワクしながら観ることができます。
 
通常のCM同様
繰り返し見ることで手話も字幕も自然と目に入り
繰り返されるフレーズが頭に残ります。
最後のサウンドロゴACジャパン」という手話は
昨年作成したものがそのまま引き継がれています。
 
企画の段階で手話に初めて関わる方々は
「手話で歌を表現できるの?」
「リズムを合わせることはできるの?」
そんな素朴な疑問も持たれています。
撮影当日、南雲さんの演技を見て
「手話って何でも表現できるんだ!」と皆さん納得。
手話の表現力の可能性に気付いてもらえると私たちも嬉しいものです。
監督が深い理解と好奇心で、的確な指示を出してくださるので
楽しい撮影現場。
 
とはいえ、CMは15秒、30秒、60秒と数パターンあります。
それらに合わせて、0.0005秒など超速単位で動きの確認をするので
繰り返し繰り返し修正作業と編集作業でした。
 
7月1日から2020年6月末まで一年間放送されます。
ご自宅のテレビで、病院の待合室で、駅や空港で、
電車内や、渋谷のスクランブル交差点で!
あらゆる場所で見かけたら教えてくださいね。
子どもたちの夏休みの自由課題に「防災さんぽ」をしてみるのもいいですね!
感想も大歓迎です。
 
ACジャパンサイト(動画が見られます)
 
プレスリリース