船橋市議会議員研修でUD講演

船橋市議会議員研修会で、ユニバーサルデザイン聴覚障害者をめぐる状況について講演をしました。
オンラインですが皆さんの反応が良く
笑顔や表情も豊かで楽しい時間となりました。

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議員の皆さんからは事前に、
誰にとっても分かりやすく
利用しやすい議会となることを目的として、
自治体の施策全般に係るユニバーサルデザインの考え方や先進的な事例、
議会の会議のあり方についてもアドバイスを頂きたい。
また、コロナ禍の問題についても知りたい。
など積極的なリクエストをいただいておりました。
それに応えられるよう、議会のあり方をはじめ聴覚障害を取り巻く現状から、
日常生活、コミュニケーション、
公共施設から自治体の多様な事例紹介を織り交ぜて進めました。
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが行った
COVID-19感染拡大防止に伴う聴覚障害者が抱える困難に関する緊急アンケートや
https://djs.dialogue.or.jp/
最近注目している、江戸川未来カンファレンスも紹介してみました。
https://www.edo-con.tokyo/

多様な人が集い展開している様子が興味深いですし、
共に生きる共生社会とは?をテーマに小学校でのSDGsの授業の取組みなどを通して
子どもたちが区長と対話し共に考える動画もあり、私も出演していたりします。
https://youtu.be/WTbIQgg-sh0子どもの頃から多様な人と出会う機会をと、
ダイアログ・ダイバーシティミュージアムの取組も紹介しました。
議員さんの中には、防災関連で津波警報が聞こえない方への
配慮等について関心を持たれている方や、手話の学習に積極的な方もいます。
船橋市議会では、令和3年2月より、音声認識アプリを利用した
インターネット中継の字幕配信を行っているなど、関心が高いこともわかります。
だからこそ、もっと良い施策につなげてもらえるきっかけとなればと思いました。
UDは特別なものではなく
そこで暮らすわたしたちニーズの反映と
事後評価を繰り返していくこと
そうしたひとつひとつの積み重ねが
新たなまちづくりの一歩になると思っています。
講演後はたくさんの方が挙手され
多くの質問で時間が足りなくなるほど。
手話言語条例のメリットや、特別支援学級のあり方など関心も様々。
議員の皆さんの積極的な姿勢が伝わってきて嬉しい時間でした。
議長さんが「これからが楽しみです!」と満面の笑顔で。
わたしも、これからが楽しみです!!
次は大きな議場で講演したいです(^^)

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