ググっと群馬での公開講座終了


群馬育ちなのに初めて足を踏み入れた群馬大学
群馬に縁のある講師だけを集めた、
グンマ―ならではの豪華公開講座「手話で学ぶ手話学」。
定員20名を結局約60名受け入れちゃうのがグンマ。でっかいぞ!
初日は群馬大学の迫力ある先生たち、
二日目は三人とも聞こえない講師でテーマの幅が広がります。


9月10日
「手話の言語学入門」群馬大学 非常勤講師 下島 恭子氏
「手話の社会学入門」群馬大学教育学部障害児教育講座 教授 金澤 貴之氏
「手話の歴史学入門」群馬大学教育学部障害児教育講座 准教授 木村 素子氏


9月11日
「手話言語条例の社会的意義」群馬県聴覚障害者連盟 副理事長 堀米 泰晴氏
「手話から広がるユニバーサルデザインユニバーサルデザインアドバイザー 松森 果林氏
「手話表現からLGBTを考える」Tokyo Deaf LGBT Bond 代表 かえで(川端 信哉)氏


私は、デザインやユニバーサルデザインについて
群馬名物の「だるま弁当」、「上毛かるた」、「焼きまんじゅう」をたとえた内容を盛り込んだりしました。


終わった後
「松森さんのスライドは文字が大きく、 
話の内容をほぼテキスト化しているのに、
字数が少なくて視覚的で直感的に分かり、
楽しみながら学べたので
講演そのものがユニバーサルデザインだと思いました」


という嬉しい感想をいただきました。良かったー!
教育関係者が多い中、受け入れられるのか不安でありましたが群馬にこんなに多彩で多様な講師陣がいたとは!


こんな豪華な企画を実現されたのは、今やグンマの顔ともいえる金澤教授。
https://sites.google.com/a/gunma-u.ac.jp/kanazawalab/home
東京や千葉からの参加者もいたそうです。


講師と関係者の懇親会は、当然ながらほとんどグンマ人。
お土産に用意してくれた焼きまんじゅう
「みんなで食べよう!」と
無理言ってお店で焼いてもらい最後に出てきた時の感激といったら!!!!!
甘じょっぱい味噌タレとふんわりした生地、焼きたての焼きまんじゅうを食べたのは、30年ぶりくらい?!



これ・・・
「ビールに合うっ!!!」



子どもの時には分からなかった味です!
一人、東京在住の若者がおり、彼が初めて焼きまんじゅうを食らう様子を、グンマ―県民一同注視!!



「うまい!ふわふわしてる!」
「美味しいでしょ!?でもこれ饅頭だから!」
「パンじゃないから!饅頭だから!」とたたみかけるグンマ―県民w



グンマのソウルフードを堪能し、グンマムード(宴会が長い)にうっかり新幹線乗り損ねそうになりましたが無事に帰路へ。
そう、ネットで「グンマ」をググる
「秘境の地」だの「生きて帰ったものはいない」だの恐るべきコメントばかり。
事実、グンマの電車は駅に停車してもドアが開かず(まさかの手動)、
群大から懇親会場までは車で50分!
途中路上で狸の死骸に遭遇!
とグンマならではのドラマが。
更に群大の講義室から出るとき
右のドアを押しても開かず、左を押しても開かず、まさか閉じ込められた?!と焦ったら
スライド式の両開き。
必死に押したり引いたりしてた自分が恥ずかしい。
グンマに興味のあるかたは是非このマンガを!
お前はまだグンマを知らない」(井田ヒロト、新潮社)
http://kurage-bunch.com/manga/gunma/