日本初。聴覚障害当事者研究シンポジウム開催!9/9in仙台

聴覚障害と一言でいっても、聞こえ方や聞こえなさってひとりひとりちがいます。
ろう、難聴、中途失聴、ろう重複とか、ありきたりな医学的な言葉では
説明できない世界があるのです私たちの耳の奥ふか〜くには。


私は、失聴して以来長年付き合ってきた「耳鳴り」について話します。
耳穴に鉛筆を突っ込みたくなるほどの壮絶な耳鳴りが
今や自由自在にコントロールでき
「ミミナリさん」と愛称込めて呼ぶほどの仲(ときどきウザいんですが)
となるまでのなれそめなど。


そうしたことも含めて楽しみながら「言語化」していこうよと
2016年から定期的に開催し着々と準備を進めてきた
聴覚障害当事者楽会」。
教育界のトップを行く精鋭隊三名に
「楽しい!」を追求する私なんぞが混じっております。(ドキドキ)


9月9日、「聴覚障害当事者研究シンポジウム」を開催します。
興味のある方、席数が限られておりますのでお早めにどうぞ。

                                                        • -

「自分」がかかえる生きづらさのなかから
「自分」が生きやすくなるための「研究テーマ」を見出し
自分にあった「わかりかた」や「たすけかた」を見出していく
当事者研究」は精神障害をはじめ、発達障害、依存症、
認知症などにも広まり当事者や専門家から注目を集めています。
しかし、聴覚障害(ろう・難聴・中途失聴・ろう重複障害など)では
当事者研究の視点で取り組まれたものはまだ少ないため
どのような実践ができるのか、その可能性を探ることを目的に
上記シンポジウムを開催する運びとなりました。


シンポジウムでは、発達障害当事者研究で有名な
綾屋紗月さんに「当事者研究」とは何かについてご講演いただき
4名の聴覚障害当事者が様々な立場で
どのように「自分」にあった「わかりかた」や
「たすけかた」を見出してきたのかを話題提供します。
人の数だけ、生き方があり、困難があり、乗り越えていく手段があります。
いらっしゃった皆さんとコミュニケーションをとりながら
次へのステップを見つけ出すきっかけを一緒につくっていきたいと思っています。


多くの皆さまのご参加をお待ちしております!
定員は70名までですので、お早めに!
日時:2018年9月9日(日)10:30〜15:00
会場:宮城教育大学720教室
参加費:500円

お申込みは
宮城教育大学特別支援教育講座聴覚・言語障害教育コース
松粼 丈 まで
?氏名?所属や障害の有無?連絡先(メールアドレス)?目的やコメント等をお送りください
メール:joemk@staff.miyakyo-u.ac.jp
FAX:022-214-3501


以下のURLでチラシをダウンロードすることもできます。
https://d.kuku.lu/e60f969a4e 
(「ファイルをダウンロードする」の文をクリックしてください)