字幕付きCMを当たり前にしていくために

テレビCMの字幕付与率がやっと1.1%になりました。
CMは、企業の商品やサービスを伝えるための宣伝メディアですが
情報は「伝わる」ことで初めて意味をなすものです。
テレビ番組の字幕付与率が100%に近付いてきたように
もっと増やしSDGsの「誰も取り残さない社会」につなげたいです。
そのための「字幕付きCM5つのお話(動画)」が
YouTubeに公開されました。
 
字幕付きCM5つのお話
 
①「聴覚障害者の声」
②「字幕付きCMの意義」
③「字幕付きCMの意義やロードマップ」「テレビ局が字幕付きCMを放送するまでの流れ」
④「字幕付きCM概論」「商流、字幕ハンドブックなどの紹介」
⑤「字幕付与制作作業の実際」
 
作成したのは
「字幕付きCM普及推進協議会」といって
日本アドバタイザーズ協会JAA
日本広告業協会(JAAA)
日本民間放送連盟(民放連)の3団体で構成されています。
私からは聴覚障害当事者であり、
長年このテーマに関わってきた立場として
また、2019年2020年に行ったCM字幕アンケートの結果として
約1,750名の回答と共に字幕付きCMへの期待を話しています。
そのほか、広告主・テレビ局・広告会社・制作プロダクション等
各立場からの取り組み、
字幕付きCM制作のヒントなどが紹介されています。
沢山の方に見ていただき、一緒に考えてもらえると嬉しいです。

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