ダイアログ・イン・サイレンス2023終演。終わりははじまりの始まり!

ダイアログ・イン・サイレンス2023
「LOVE IN SILENCE」、1月13日より開始し
2月25日をもちまして大入満員で終演いたしました。
ご来場くださった皆様、ご協力くださった皆様
どうもありがとうございました。
https://dis.dialogue.or.jp/

「言葉の壁を超えて人はもっと自由になる」
2017年から私たちが大切にしてきたキャッチコピーです。
研修のたびにこのフレーズを繰り返し
音のない世界で安心して楽しんでもらうための研修は
パフォーマンス、対話力、立ち居振る舞いからメイクアップまで
みっちり行われ、デモテストを経てデビューに至ります。

今年度デビューして活躍してくれたのは
【音のない世界を言葉を(手話も)使わずに案内するアテンド】10名
まっちゃ、かりん、ゆうか、じんちゃん、バンダナ、
ぶたこ、よし、ひな、みわい、HERO
 【ゲストとアテンドをつなぐSI】 12名 
純じゅん、まーくん、よっぱ、 はるか、みち、みこえ、
かおりん、みらくる、ゆき、ふじたん、ちんる、しおぴん

それぞれが、それぞれの持ち味を活かしながら模索し楽しみました。

体験したゲストからはこんな温かな感想を頂きます。

「静けさの中、命のつながり、魂の響き合いを感じる素敵な時間でした。
楽しくて嬉しくて何だかいつも笑ってしまいました。」
「身体の言葉は正直でダイレクトに相手に伝わりますね。
全く初めて出会った人たちとも心が響き合って心がひとつになっている。
平和で歓びに満たされた時間でした。」

楽しかった手話が通訳者を目指すことによって苦悩に感じていた方からは
「本当に大切なことは何か?を忘れていたことに気付きました。
伝えるということはもっとシンプルでいいんだ。
構えなくていいんだ、ストレートに表せば良いのだ!」と
目からウロコが落ちたと話してくれました。

「伝わらないもどかしさよりも、
伝えようとする力を今一度感じ直せる時間でした」
と振り返ってくれたり
「“言語化”が大切だと暗に押し付けられていたり、
押し付けていた自分にとっては、言葉がなくても伝わる解放感を得た新鮮な時間でした」と
新たな発見を教えてくれたり

「初めて会った人たちとでも、お互いのことを知りたいという
気持ちさえあれば、時間や言葉を超えてコミュニケーションをとれると
実感できたことは、未来への希望になりました」
未来への希望って嬉しい!
「いっしょに、この世界に存在できてうれしい。」なんて感想をもらうと
わたしも嬉しくてたまらなくなります。

個人的に印象に残っているのは
「“対話の森”の外に出ても、みんながこんな風だったら、どんなに優しくて
まあるい世界になるだろうと思いました。
物がなくても、こんなに楽しい時間が作れるのですね。」

ダイアログ・イン・サイレンスは、静寂の世界観を大切にしている為
余計な装飾は一切省いています。
アイコンタクト、顔の表情、身体の動きなど、アテンドもゲストも
言葉や手話を手放して、身体一つでサイレンスの世界観に没入します。
シンプルだからこそ、90分という短時間で深い信頼関係や、つながりがうまれるのです。

ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」では
サイレンスの会場はすでに撤去し
春から「ダイアログ・ウィズ・タイム」が4年ぶりに開催予定です。
https://dwt.dialogue.or.jp/
案内するのは、人生を豊かに歩んでいる高齢者のアテンド達。
生き方との対話です。

常設のダイアログ・イン・ザ・ダークは3月16日から
「暗闇の中の電車に乗って 出かけてみよう! キハ40で春の旅。」が始まります。
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/event/20240316-0630/

次のダイアログ・イン・サイレンスはいつ頃の開催になるのでしょうか。
2025年には東京でデフリンピックが開催されます。
それに向けて一緒に楽しんでくれる仲間や応援してくださる方も随時募集中です!
そう、私たちはすでに次の未来に向かって動いています。

最後には感謝の気持ちをこめてこの言葉を。
ダイアログ創始者のハイネッケが残していった伝説の言葉。
「おわりは始まりのはじまり。
 始まりは終わりのはじまりだ~」

【ダイアログ・イン・サイレンス】
https://dis.dialogue.or.jp/

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