歴史のレクチャー

あっという間に七月。
三週間もすれば、小学校は夏休み。
母にとっては、毎日昼食も作らねばならぬという休みなしの夏休み。
毎年この時期になると、母だって夏休みがほしい!という話題で盛り上がる。(盛り下がるのか?!)


六年生から始まった歴史に夢中の息子。
毎日夕食時は「歴史のレクチャー」だ。
縄文式土器の縄模様の付け方から、源平の戦い戦法までこと細かい。
間もなく、織田信長やら豊臣秀吉やら徳川家康といった豪華な人物が相次いで登場とあって、高揚している。
私はと言えば、学生のころ歴史は大嫌いで「源氏物語」の描かれた平安時代しか知らないという有様。
今、息子と一緒に勉強をしているといった感じだが、改めて見てみると面白い。歴史の教科書や、テキスト、漫画など、子どもにも親しめる工夫が随所にみられる。
あの頃の私は、なぜあんなに歴史が嫌いだったのだろうか…と、考えていくと、時代の系列やら、何年に誰それが何を起こしたとか、ひたすら暗記することを強いられていたからだと思う。
語呂合わせなどをして苦心していた記憶しかない。


でも、各時代にきちんとしたストーリーがありロマンがあり実在した人物があり、そうした背景を知ると、果てしなく壮大な歴史が浮かび上がってくる。


手話だって同じ。
手の動かし方、形、文法やら何やらと、たくさん覚えこまなくてはならないと思うと難しい。

「大阪」という手話は、ピースにした手をこめかみのあたりに二回ほどつける動きをする。
これは、豊臣秀吉の兜の形の特徴からできた手話だという。
こうした背景を知ると、なるほど!と思えることが多い。

ただ形を覚えるだけでなく、由来を知り、使ってみる、やってみると意外と伝わったりして楽しい。


7月もまた、「手話コミュニケーション倶楽部」があります。
来週!
7月6日(水)18:30〜
テーマは
「コミュニケーションのきっかけをつかむ、『ホメ手話』特集」です。


「それいいね!」「それ素敵!」
そんなさりげない一手話ができたら、楽しい会話ができそう。
ビールに新鮮なお魚で、暑気払いしつつ
手話を使ってみる、やってみる、楽しんでみる場としてどうぞご参加ください。
残席わずかだそうです!

銀座「ゆうき丸」(八丈島料理)にて開催します。
〒104-0061
東京都中央区銀座8-9-15  ジュエルボックス銀座7F
最寄駅 JR、銀座線 新橋駅 徒歩8分
お申し込みや詳細はこちらから。
http://ameblo.jp/yypj-communication/entry-10894526449.html