かくもドラマチックな国際線ターミナル


だれもが利用しやすいユニバーサルデザインの空港にするために
設計図の段階から、完成後にも関わった羽田空港国際線ターミナルから、
息子を見送る日が来るなんて。
空をイメージした曲線が象徴的な天井を見上げて
なんだか感慨深い。


本人の強い希望で夏休みを使用した語学研修ホームステイ。
「かわいい子には旅をさせ」とは言うけれど、
国際情勢が不安定な昨今、やはり心配はある。


搭乗が始まる頃、展望デッキに出るとガラス張りの搭乗橋から手を降りながら歩く息子たちが。
飛行機に乗る直前まで顔を見られるし
手話で会話もできるなんて、ガラス張りのデザインならでは!
これはオモシロい。
しかも息子を見送った直後に、ユニバーサルデザインの担当だったスタッフと
偶然にもバッタリ会うというミラクル。
泣きはらした顔を見られましたが、空港はかくもドラマチック。


一ヶ月弱ですが
どこにいても何をしていても、どうか無事でと祈る心境は母ならだれしも。


ステイ先で手料理を振る舞いたいからと、鍋でごはんを焚く練習をしていたのに
あああゴメン、米を持たせるのを忘れちゃったよ。
大丈夫ナントかなる。笑