聲の形、日本語字幕上映で


聲の形」日本語字幕上映を観てきました。
いやぁ・・・イタイ。笑
イロイロとチクチクといたみます。笑



原作は自分のペースで読んだり中断したりできます。
でも、映画はどんどん進んでいきます。
思い切り引っ張られました。
良くも悪くもこれが「映画の力」なのでしょう。
原作を読んでいるからと、うっかり油断してケガしちゃった!みたいな。笑



いじめが大きなテーマなので、そこに共感したり重ね合わせたりはするけど
聴覚障害のある西宮硝子本人の思いや意思はあまり表現されていません。
本人のキャラクターも内向的な性格として描かれています。
だからなおさら、聴覚障害聴覚障害者に対しての誤解を招きそうな危惧感も。
あくまでも多様な聴覚障害者の中のひとり、ということで。



それにしても、この日本語字幕上映
24日〜30日まで、しかも一日一回だけなんてもったいないしやっぱりおかしい。
以前もブログに書きましたが
http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20160921
<2016-09-21「日本人なのに日本の映画が楽しめない!」これってどうなの?>



映画の発音モデルにろう者が協力したり、
手話監修や、ろうあ連盟監修など、多くの当事者の協力があって
完成した作品なのです。
そうした方々に、映画鑑賞の制限を設けるというのは
どう考えても筋が通らないのよね。



映画が上映される前に、スタッフが大声で説明を始めました。
あくまでも私の予想ですが
聴覚障害者のための字幕へのご理解」についてだと思います。
聞こえないから分からないのですが。w