「星の音」のきっかけは

処女エッセイ「星の音が聴こえますか」(筑摩書房2003年)
実は別の出版社から刊行予定でした。
原稿をほぼ書き終えたころ、なんと出版社が倒産し、白紙に。
大量の原稿を抱えて呆然とする私に、
声をかけてくださったのがフリージャーナリストの高嶋健夫さん。
5月に「しくじる会社の法則」(日本経済新聞出版社)を出版され数々の名著を持つ方。


筑摩書房に知り合いがいるので紹介するね」
と紹介されたのが、
凛としたたたずまいが美しい福田恭子さん。


才色兼備という言葉がこれほど相応しい編集者は他にいないと思う。
でも見かけとは裏腹に、仕事への姿勢はストイック。
一冊の本にするために、丁寧に、大胆に、繰り返し編集。
その過程はハードで根気がいるものでしたが、「共同作業」をやり切った達成感は半端なくて。


出版業界の中では、誰もが知る福田恭子さんに担当をして頂いたことは私にとって大きな誇りです。
その後福田さんは、筑摩書房を退職、起業し
「株式会社アテナ・ブレインズ」の代表取締役社長に。
しびれます!


そんなキラキラとカッコいい福田さんを陰ながら慕い続けた日々…
今年に入り「星の音が聴こえますか」の電子書籍版のメールが届き
文字通り飛び上がって喜んだものです。
そうして新たに「共同作業」を繰り返し
8月4日、無事に電子書籍として再出版。
高嶋さんが5月に出版をされていたこともあり、お祝いの食事会を開きました。


憧れの二人を前にして、お酒しか飲めない私。
それぞれの近況報告から、仕事のぶっちゃけトークまで、
まったく違う分野で、話題豊富な達人達の話しは刺激的。
UDトークと筆談アプリとRecocoを駆使しての会話、
スゴイ時代になったもんだと三人でしみじみと。笑

お開きになったあとも興奮冷めやらぬ私は
半ば強引に福田さんを誘い、東京ステーションホテルのバーへ。
オジサンが美女を連れてバーに行くって、こんな気分なんだろうなぁと
一人ドキドキしていた私でした。
憧れの人がいるって、とても刺激的!
数々のベストセラーを生み出し、
起業家として煌めく福田さんが講師の
フリーランスで働く講座」、絶対受けたい!!


<株式会社アテナ・ブレインズ>
https://athenabrains.com/
<しくじる会社の法則/高嶋健夫著>
http://www.nikkeibook.com/book_detail/26334/
<星の音が聴こえますか/松森果林著>
https://www.amazon.co.jp/%E6%98%9F%E3%81%AE%E9%9F%B3%E3%81%8C%E8%81%B4%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E6%9D%BE%E6%A3%AE-%E6%9E%9C%E6%9E%97/dp/4480816283