雪の粉舞う一ノ倉沢へ

子どもの頃、遠足や写生大会で何度となく登った谷川連峰の一ノ倉沢へ。

紅葉を期待して行ったら白銀の世界。
青空に広がる木の枝に積もった雪が
白い花のよう。
太陽の光を浴びてほろほろと
きらきらと舞い降りてくる雪の粉、
両手をひろげて歩いちゃう。

子どもの頃は一ノ倉沢までの道のりが長く険しいものだと思っていたけれど
今は気持ちよすぎて歩き足りないくらい。(単なるハイ状態?)
こんなところまで、遠足やら、画板と絵の具をもって
思い思いの場所でじっくり山と向き合う写生大会など、
なんて贅沢な小学校だったんだろうと思う。
雪の中早くも春の芽吹きにであう。
まだ冬が始まったばかりだというのに。



帰りには谷川温泉堪能し、
水沢うどんと舞茸の天ぷら、
これまた子どもの頃からの常食であったもつ煮を食べてパワーアップ!
講演、研修、委員会と奔走する日々の中、故郷でしっかり深呼吸してきました。

明け方の満月もとっても綺麗で「月夜野」という地名に勝るものはなし、と思います。