なぜリアルタイム字幕は実現しないのか?という問題提起(月刊ニューメディア3月号)

f:id:karinmatasumori:20190207140953j:plain

「なぜ、リアルタイム字幕は実現しないのでしょうか」
こんなテーマでの問題提起と提案の記事が月刊ニューメディア3月号に掲載されました。

音声認識をはじめとしたさまざまな技術が進歩しながら、
それを採用してそのまま表示するリアルタイム字幕放送が...
なぜ実現しないのでしょうか?という内容です。
その理由や、今後の提案にも触れています。
執筆にあたり、多くの方々からご意見やアドバイスを賜りました。
ご協力くださった皆様に、心から感謝するとともに
この課題を沢山の方々と共有し、より良い方向に変えていければと思います。

まさに今放送中の国会中継
開会後の本会議は昨年11月より字幕が付与されるようになり
国会議員の事を「君」付けで呼ぶんだ!とそんなことが新鮮に感じました。
しかし、衆院予算委員会からは字幕がなくなります。
本会議は事前に原稿があるのですが
委員会では事前に原稿共有がないために
リアルタイム字幕のリスクも高くなるのでしょう。

予算委員会こそ醍醐味のある議論の場といわれているようですが。
委員会初日の、小泉進次郎さんの質問には
テレビを通して国会の「話を聞いている国民のために」というフレーズが
あっていたそうですが
「それすら伝わっていない国民」がいることにまずは気付いてもらうことが大切です。
テレビ放送だけでなく、公共の交通機関や施設などもです。
徹底した現場主義で取材を重ねる編集者、吉井さんをはじめ
色んな人を巻き込んで、楽しく企てていきたいと思います。
「みんなが一緒に楽しむために。」

今回のニューメディア3月号は、ほかにも盛りだくさんな内容で
書店などからの予想以上のオーダーがあり、在庫なし状態となってしまったそうです。
普段はこちらのサイトから購入できます。
http://www.newww-media.co.jp