中央大学文学部「キャリアデザイン」の授業

中央大学文学部「キャリアデザイン」の授業。
緊急事態宣言中でしたのでオンライン。自宅からの講義です。
「皆さんの顔を見ることができないので、反応が良い様子をエアで楽しみますw」
と伝えたら、
話すたびにスタンプでの反応が絶えず笑ってばかりの授業に。
四択で質問をしたときにも、スタンプの多さで成立。
オンラインにもすっかり慣れ、反応を上手に示してくれる学生たちです。

もともとこの講義担当だった教授は、中学時代の同級生。
当時から優秀でユーモアもあり、抜きん出た才能の人。
大人になってこんなお付き合いができるのは嬉しい。

学生のレポートでは受講前と後でかわったこと、
発見や気づきを多く教えてくれました。

●自分の心を温かく豊かにさせ、強く生き抜く方法を学ばせてくれました

●話を聞いている間、弱点は長所になるという言葉がずっと頭の中を反復していました

●視野を広げて「誰でも」という状況を作り出すことのすばらしさを考えることができた。

●今日の午前には、思いつかなかったアイデアが生まれそうです。キャリアデザインの授業取って良かったです。

●先生のまっすぐなお言葉や優しい表情に励まされ、自分のことを見つめ直すきっかけとなる時間でした。

●先生の言葉が心に刺さり涙が出ました。『視点を変えることで価値観が変わる』、『話せば案外分かってくれる人は多い』という言葉に凄く共感し、勇気づけられ、今自分ができることを楽しんで少しずつ進んでいこうと思えました。

●「耳が聞こえないことは外見でわからない」私の生活圏内にもそういう方が今迄いたかと思うともっと早くこの講義を受けたかったと思いました。

聴覚障害の認識について「自分とは遠いもの」から
「聞こえる世界と聞こえない世界の壁を超えて一緒に楽しむ手段を見つけるためのきっかけ」という認識へと変わった。

●コンプレックスと普通でなければいけないという呪縛があるが、それにこだわらずに先生のように楽しんで生き、その中で自分らしい生き方を見つけようと考えました

●障害者を私たち健常者がサポートすべきだという認識が心のどこかにあった。
しかし、先生の話を聞き終始楽し気なご様子を見て、私の考えはひどくつまらないもののように感じられた。

●いじめや不平等など、社会的に不利になった時、不平不満だけを言いがちになりますが、松森さんのように、自分の環境をよくするのは自分自身だという主体性を持ってこれからの困難と向き合っていきたいです。

●今だからこそ、私だからこそ、を大切にします。

自分の人生を主体的に、そして楽しく生きるために
ちょっと視点を変えたり、視点を増やすだけで大きく変わるんですね。

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