今年も桑沢デザイン研究所

もう15年近くも続いているのが桑沢デザイン専門学校
「デザインの視点」

ビジュアル、プロダクト、映像、建築、環境など
様々なデザインを学ぶ学生が対象で、200名ほどいます。
レポート形式は自由で、マインドマップのようであったり
イラストを沢山交えていたり、手話の動きをスケッチしていたりと
毎回楽しみなのです。
以下は印象に残ったコメントです。


・「一緒に楽しみたい」という言葉に強く共感しました。
日常生活や仕事など最低限のことだけでなく
「一緒に楽しむ・遊ぶ」のデザインをもっと考えていきたい。


・初めて、聞くことができない方の生の声を聞いた。
当たり前だと感じている目線や意識を変えていけば、違った発見が多くなる。
とても興味深かったです。


・常に楽しむことを考えている先生の姿がいいと思った。
薬の副作用でご飯に味がしなくなってしまった父に
「いつもまずいまずい言わないで!」と思ってしまっていましたが
どうやったら楽しんでもらえるのか。そこを考えていく、
暮らしをデザインしていくことが必要だと感じた。


・私たちはいつも多数側のことを中心に考えている。
すべての人が楽しむためには「すべて」の中に
どんな人々が含まれているのかを知ることが、まず第一歩なんだと思った。


・人間はつながることをあきらめない限り、どこまでも様々な方法を考えることができる。


・生きることのデザインのような講義だった。


授業後に、個人的な質問も多く
ひとりひとりと話せるこんな時間がとっても楽しいのです。