デジタル技術で言葉を「見える化」した「みるカフェ」へ

デジタル技術で言葉を「見える化」したカフェ「みるカフェ」
薄葉ゆきえちゃんと行ってきました。

入店してすぐに迎えてくれたのは
東京2025デフリンピック応援アンバサダーのKIKIさん。
彼女は手話CGアバターですが表情がついていて可愛い。

ろう者の店員さんは、タブレットの文字表示などでオーダーをとり
カフェのテーブルには、
音声を透明ディスプレーに表示するVUEVOが置いてあったりします。
テーブルの真ん中に精密機器、ぜったいお水こぼしてはいけない。笑

展示スペースには
手話に関する本や
音楽を振動で伝えるOntenna(オンテナ)
離れたところで触角を共有できる技術などの紹介も。

そして特筆すべきは、店内が門さんのイラストやオブジェで
埋め尽くされていること。
壁一面に展示された門さんのポップな作品、
すべて手話をモチーフにしていて、どの作品も細部まで見たくなるし
見ていてハッピーな気分になれるのです。
たまたま私たちの後ろに門さんがおり(門さんとはこんな偶然が本当に多い)
最新の作品を教えてもらいましたが
自分の家にもひとつ購入していきたいほど。
スポーツの大会であるデフリンピックを発信させる空間に、アートがある。
障害とか手話とか福祉とか堅苦しい門戸を開く力が、門さんのアートにはあります。
それがすごくいい。

誘ってくれたユキエちゃんに感謝!
色んな人にも出会えるコミュニティみたいでもあり
なかなか楽しいカフェでした。
11/26までの期間限定なのでぜひおすすめします。
『みるカフェ』
11月15日(水)~26日(日)@原宿に期間限定でオープン
https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/news231026/
閑話休題デフリンピックに向けて、
聴覚障害をキーワードとした企画が増えるのは嬉しいことです。
一方で、聞こえる聞こえないだけでなく、
「聞こえにくい難聴者」という存在も
もっと見える化できるといいなと思います。