船橋ロータリークラブ企画で地域の小中学校への出前講演。

千葉県船橋市立飯山満中学校での講演。
以前からご縁のあった、船橋ロータリークラブ様の企画です。
船橋ロータリークラブでは、地域への奉仕活動がとても熱心で
多様な活動の中に、地域の小中学校への出前授業も行っています。
今回はその一環としてご依頼いただきました。
ロータリークラブでは、2019年から国際社会において重要な
「DE&I」をテーマとし、実践され、
子どもたちにもそのような機会を提供したい、と
情熱的に語ってくださる船橋ロータリークラブの皆様、
真摯な方々が集まっているのです。
講演前には校長先生から、私の本の紹介がありました。
読み込んでくれたことが分かる前ぶり。嬉しいです。
私からは
「聞こえる世界と聞こえない世界をつなぐ」というタイトルで
視点を変えると価値観が変わる、
視点を増やすと世界はひろがる、
新しい視点を知るとアンコンシャスバイアスをなくすことにつながる、
そんな話をしました。
中学生と言うと、私が少しずつ聴力を失った時期でもあるので
当時の話も丁寧にしてみました。
体育館に集まってくれた生徒の皆さん約300名、
聞くときの姿勢がとてもよく、講演中の反応も豊か、
質疑応答でも独特の視点の質問をたくさんいただきました。
船橋ロータリークラブの皆さんも
一緒に聞いてくださっていたのですが
講演が始まった後、登壇位置から時計が見えない私を察して
倉庫からゴロゴロと大きな陸上競技用の
特大デジタル時計の装置を出してくれました。
生徒たちの後ろで奮闘してくださっている様子が見えて
笑いつつも嬉しい私でした。
おかげさまで安心して楽しんで終えることができました。
美しい花束や、
私の写真を使ったオリジナルクリアファイルも作ってくださり
臨機応変、丁寧に対応してくださったことに感謝です。
クリアファイル、アチコチに自慢しております。嬉しい!
船橋ロータリークラブの皆さんは、お一人おひとり違った立場ですが
使命感を持って地域や社会への貢献をされていることが伝わります。
特に地域の子どもたちにフォーカスを当てた活動は
必ず彼らの今後につながり、どこかで芽が出ていくことと思います。
私も微力ながら、応援していきたいです。
おりしも、いまの時期はあちこちで卒業式が行われています。
講演を聞いてくれたあなたの心に、これからに
ひとつでも次につながることがありますように。