シルバー大学校授業前のアフリカンダンス

60歳以上が学ぶ、栃木シルバー大学校での授業は今年で18年目。
矢板市小山市宇都宮市と県内3か所で全4回の開催。
毎回100〜150人ほど集まるのですが親と同世代の皆さん、朗らかでパワフル!
おおらかで、笑ったり、泣いたり、
豊かな人生経験を重ねてこられた方々の中での授業は
私にとっても安心感があり、ずっと笑いっぱなしです。

矢板市の北校ではちょっと早めについてしまい

担当の方から
「アフリカンダンスの練習をしているので見ますか?」という提案が。アフリカンダンス!?もちろん見たいです!!と即答。体育館では、鮮やかな衣装の先生と、生徒の皆さんが躍っておりました。振付けがホワイトボードに書いてあるのですが、分かりやすい工夫が!

『収穫の踊り』
① 頭に大きなカゴを乗せます
前へ1~8ステップ、後ろへ1~8
② 大きな木から 
右へ「リンゴ、リンゴ」(と上からリンゴをもぐようなダンス)
左へ「ミカン、ミカン」(と腰の高さからミカンをもぐように)
③ 大地から
右へ「ダイコン、ダイコン」(と右下から大根をとるように)
左へ「ニンジン、ニンジン」(と左下から人参をとるように)

皆さん楽しそうにステップを踏んでいるのです。
ふと横を見たら、案内してくださった担当者まで一緒に踊ってる。
これは私も一緒に踊らねばと、リンゴリンゴ、ミカンミカン、ダイコンダイコンと必死。
わたし、何しに来たんだっけ?
授業開始前から汗だくで、踊った後の授業は眠くなるのではと思いきや
みなさん元気満々で笑いっぱなし、なんてパワフルなの。

栃木でお世話になるタクシーの女性ドライバーさんは
昨年の帰り、手話で話しかけてくれたKさん。
ご両親がろう者のコーダで、前年の送迎時も担当してくれていたのですが
「恥ずかしくて話しかけられなくて…」と3年目にしてようやくおしゃべりができるように。
今年は駅に着いてから、ビデオチャットでお母様とも手話でお話させていただきました。
毎年ですが、何かしらこうしてご縁がつながるシルバー大学校。
栃木の人ってあったかい人ばかりです。

毎回手話通訳をしてくれるのも、各地域のシルバー大学校の卒業生。
年に一度の再会は「今年が最後かな…」などと言いつつも
また会えることが本当に嬉しい。
また来年もよろしくお願いします!
豊かな知識と経験をもつ高齢者の活躍の場を広げる栃木県シルバー大学校。
高齢社会においてどの地域でも必要な場です。

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