春一番、やりすぎ!

karinmatasumori2008-02-24

「ビョロロロロロォ〜〜〜って、風の音がすごい。」
息子がいうので、ベランダを見てみた。
「うわぁ、空が真っ白!!」思わず叫ぶ。
風に巻き上げられた砂埃なのか、ベランダから見える東京湾も霧がかったように真っ白なのだ。
昨日は春一番が吹いたという。
それほど強い風なのか?聞こえない私には分からないが、ためしにベランダに出てみた。
「うわぁ、なんか飛んでる!!」思わず目をこらすと、ジャージのようなズボンだ。大人用の大きめのズボンが、風に飛ばされて舞い上がり、ひらひらと落ちると思いきやまた飛ばされてどこへむかうのか。
ズボンだけでない、Tシャツらしき白いものや、スーパーのレジ袋などもあっちこっちでふわふわしている。

昨日は、午後から出かける用事があった。
けれどもテレビをつけると、NHKのL字型文字情報で電車の運転中止情報を繰り返し流していた。
ギリギリまで様子を見てみたが、総武線京葉線東西線など近くの電車はすべて止まっているようで、やむを得ず外出を断念。
事前に情報が分かるって、次の行動の手立てがとれるから素晴らしい。
インターネットでもタイムリーな情報が、マメに更新されていた。

ぽっかりとできた時間、近くのショッピングセンター「ららぽーと」に行ってみる。
館内放送で、繰り返し最寄り駅の情報を流しているようだが、案内カウンターに行ってみると写真のような運行情報を書いたボードもおいてあった。
ざわざわと騒がしい中、館内放送を聞き逃した人や、京葉線だか京成線だか似たような路線の区別をぱっと確認できるし、聞こえない人にとっても同じ情報が得られる手段。沢山の人が集まっていた。

ららぽーとには、昨年からすべての案内カウンターに、筆談機器が設置され、手話のできるスタッフも数名いる。こうした良いサービスが提供できる土壌があると、今回のように柔軟な対応がとれるようになっていくのだと思う。
あとで、「お客様の声」として、この対応がとても良かったことを書いて投函してきた♪