「誰でも手話リンガル」

karinmatasumori2010-12-20

本日、発売です!

おかげさまで早くも重版となり、ご協力くださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
写真は、出版元の明治書院がご用意くださった「拡販グッズ」です!
店頭用のポスターや、チラシ、ポップ、書店員様向けの簡単手話ノート。
どれも嬉しいやら恥ずかしいやら…ですが、早速書店員さま対象に
「6つでOK!簡単手話講座」なるものも行い、終了後には
「チョッとだけ手話OK!」バッジをつけていただきます。


この「チョッとだけ!」というのがミソなのです。
「手話できます!」「手話勉強中です」というバッジや表示は多く見かけますが、そうすると、「手話できるんだ!!」と必要以上に期待してしまう聴覚障害者もいるようです。思うように手話が返ってこないと、まだまだだなぁと、がっかりしたり、相手側にとっては必要以上のプレッシャーを感じ、結果的に手話ができることや勉強中である表示をとりやめてしまう。
そんな話を聞いて、非常に残念だなと思っていました。

でも、「チョッとだけ!」

挨拶だけでも、そして「ありがとう!」だけでも。
チョッとだけでも手話を使ってくれると嬉しい!
そんな聴覚障害者の声も多くあります。
私も本当にそう思います。


思い切って手話を使ってくれる、その気持ちが伝わってくるからです。


手話は「チョッとだけ」、筆談中心の、身振り中心の対応だっていいのです。
それがコミュニケーションのきっかけになりますし、人によっては手話に興味をもつきっかけにもつながります。


当初、このデザインを見たときは、加トチャンの「チョッとだけよ〜」を思い出しましたが(笑)なんだか、愛嬌があっていいと思いませんか?

チョッとだけ!

チョッとだけで思い出しましたが、19日土曜日、テレビ東京「生きるを伝える」というドキュメンタリー番組で、チョッとだけ出演しておりました。
WEBでも見られるので、よろしければ、ご覧ください。
テレビ東京「生きるを伝える」
http://www.tv-tokyo.co.jp/ikiru/yokoku.html