テレビの役目

東北関東大震災で、テレビを使ってメッセージを伝えるという手段が、とても役に立っているという。
音声で伝えるだけでなく、「○○一家は××避難所にいます」などと書かれたプラカードを映し出す映像は、聞こえない人にも有効だ。


知事選の政見放送が始まった。
手話通訳がつき、手話を第一言語とする人にも候補者の訴えたいことが理解できるようになった。
有権者として、こんな当たり前のことが、ちょっと前まで当たり前でなかったと言うのがおかしいくらい。
今夜は、ワタミグループ元会長の、渡邉美樹氏の政見放送があるので楽しみ。


野球選手のラミレスが、手話で被災者に向けてエールのパフォーマンスをするという。
★ラミ手話で復興メッセージ「WE ARE ONE 頑張ろう ニッポン」
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20110327-OHT1T00184.htm

奥様が、政府の会見の手話通訳を見たのがきっかけ!というのが素晴らしい!
テレビは目で見る情報源。
手話を映し出すというのは、外見で分からず忘れられがちな聴覚障害者の存在を思い出させてくれる。
広く一般の人が、手話を目にし、今まで気付かなかった存在に目を向けるきっかけになれば良いと思う。
病院の待合室のテレビで、空港や駅のテレビで、被災地の避難所のテレビで、リモコンの「字幕」ボタンをポチッと押して表示してくれる人が一人でも増えれば良いと思う。

テレビの役目は大きい。