手話も字幕も音声も、理想的な報道のあり方


NHK.EテレハートネットTV」では、
二人のキャスターの間に手話通訳者、
二名のゲストの横にもそれぞれ手話通訳者配置、
更に電話中継時はワイプを入れて手話通訳。
大きくてとても見やすいです!
手話も字幕もあり、音声多重放送もあり、これが報道の理想的なあり方ではないでしょうか。
(海外ではこんなスタイルが多く見られます)


この番組では被災地の高齢者、障害者の状況を紹介しています。
障害があるために仕方ないとあきらめ、
配慮を受けることを遠慮したり、
我慢したりする人が多い現状があります。
番組では4月から施行した「障害者差別解消法」にも触れ、
行政は合理的配慮が義務付けられていることを説明し、
その上で
当事者や家族に対して


「我慢や遠慮をせずにどうか声をあげる勇気をもってほしい」と呼びかけています。


空気を読みすぎて遠慮をしてしまう気持ちは私もよくわかります。
混乱の続く状況で、すぐに対応してもらうことはできないかもしれませんが、
知っておいてもらえば、今より良くなる可能性があります。
本日19日火曜日20時からも放送され、再放送もあります。
内容もさることながら、
テレビの報道のあり方として、理想的なモデルケースだと思います。
http://www2.nhk.or.jp/heart-net/voice/bbs/messagelist.html?topic=3820