熊本地震での報道の生字幕

熊本での地震発生の報道、NHKEテレのみ生字幕がつきました。
その後民放でも順次、番組を中断し地震報道に切り替えましたが音声のみです。


民放の中でいち早く生字幕で対応できたのは
テレビ朝日、21:54からの「報道ステーション」です。
この番組はもともと生字幕での放送だから、ラッキーだったというべきでしょうか。
生字幕の場合、人手が必要なので技術者がいなければ
すぐに対応できないという弱さがあります。

人の手では限界があるということ、こんな時こそ音声認識などの技術でカバーしてほしいものです。
音声認識であること」をことわったうえで字幕放送をすれば放送事故で訴えられることもないはず。
公共の電波として、全ての人に等しく情報を伝えてほしいと思います。


そしてテレビの前の聞こえない私たちも、
「字幕がない」と怒ったり嘆くだけでなく、
スマホ音声認識アプリを活用するなど
工夫をする知恵をもつことも大事なんだと思います。
現地では想像以上に大変で不安な思いをされている聴覚障害者が
多くいるんだろうなと、心配です。