CM字幕セミナーin新潟、大成功


「CM字幕セミナーin新潟」で講演をするため新潟へ。
想像以上に沢山の参加者がいてびっくり。
総務省からは国の施策と、CM字幕の最近の動向について分かりやすくお話頂きました。


私からは当事者として、長年この課題を提起し続けてきた立場として
なぜCMにも字幕が必要なのか。
CMに字幕がつくとはどういうことなのか」について話しました。


最後に、新潟県聴覚障害者情報センターの坂井隆行氏と、
映像工房F映像ディレクターの布施豊氏が、
新潟の現状についてのトークを。
実際に字幕制作や映像作成をされる現場の話はリアリティ満載。
予算がない、人手が足りない、環境の未整備等様々な課題がありますが、
字幕は聴覚障害者のためだけではない、
高齢社会の今「ユニバーサルなテレビ」の必要性をテレビマンは考えなくてはならないし、
広告主は義務や責任を感じなくてはならない。
このセミナーは継続的に行い、新潟からどんどん攻めていきます!
と、熱い想いを語ってくれました。


CM字幕セミナーは、都内や関西で行われてきましたが、
地方では新潟がはじめてです。
主催者の熱い思いに、私も協力したいと思い、今回の講師を受けました。


参加者のアンケートでは
「CMにも字幕をつけている企業は前向きな考えを持っていて、印象が変わりました!」

「共感できることが多くあった。聴覚障害者は胸のうちに留めて(我慢している)方が多いと思うので、このような機会はもっと増やしてほしい。」
制作関係者からは
「新潟で独自の取り組みがあれば関わりたい!」という声もあり、
大成功だったと思います。
ちなみに、講師同士の顔合わせと打ち合わせは「UDトーク」も使用。
驚異の音声認識力を魅せてくれました!


久しぶりの実家である居酒屋「舟宿」では、美味しいお酒が待っていてくれました!w