クラシマ父退院


おかげさまでクラシマ父退院いたしました。
二月半ばに心筋梗塞で倒れ、手術を受けたものの
高熱が続き、肺と心臓に水が溜まるなど術後の経過があまりよくなかったのです。
ネットで調べるとおっかない情報ばかりでてきて、一時は覚悟をしましたがさすが父。


先日、新潟の実家へ行き一泊で戻る予定でしたが
「実は明日、主治医の先生に呼ばれたんだけどどうしよう」と母ケーコ。
延泊し、主治医からの説明に同席することにしました。
どんな話か分からないから不安ですが、考えても仕方のないこと。
とはいえ、何を言われてもきちんと受け止められるようにと
ネットで
「主治医から上手に説明を受けるコツ」だとか
「告知をされたときに確認すること」などを調べてメモし、二人で準備。
そして久しぶりにゆっくり母といろんな話をしました。
親が若いときのイタい話しって、なんでこんなに面白いのでしょうね。笑
そうして母娘二人の夜は更けて。
翌朝、支度をしていると
「期待を込めて退院用の着替えを持っていこっか!」と母ケーコ。
いい人だなぁ。


主治医からの説明には、手話通訳を依頼することも考えましたが
父がとるメモを見つつ、音声認識アプリ「UDトーク」も併用。
主治医も丁寧な説明文を用意してくれたので助かりました。
「退院」という言葉が出てきてどんなにほっとしたことか。笑
「糖尿病」という重いお土産というか課題をもらっての退院。
調理人なので、食生活を工夫して楽しんでいるようです。(今はねw)


でも今後、こんなことはまだまだあるのでしょう。
医療の現場での情報保障は、大きな課題です。
家族の理解やサポートだけでは限界がある時
自分で手話通訳や要約筆記の派遣依頼をしたり、UDトークの活用など
手段は多く準備しておく方が良いですよね。
病院専用の手話通訳者や要約筆記者など、病院内での支援システムも必要だと思います。


ご心配くださった皆様、本当にありがとうございました。
私の代わりにお店に行ってくれたり、お見舞いをして下さった方にも
こころからお礼を申し上げます。


退院が分りそのまま新潟駅へ。
15分余裕があったので
駅内で、93蔵のお酒の自動販売機がならぶ「ぽんしゅ館」に飛び込み
五種類がっと飲んで新幹線に飛び乗りました。
http://ponshukan-niigata.com/02.htm
東京まで三時間久しぶりの爆睡!