IAUD成果報告会にてCM字幕のプレゼン


「ヒット商品はCMが生み出す!」有名な言葉です。
奇抜なアイデアと時間と費用と人材を投資して作られるCM。
そこに字幕をつければ
600万人から2000万人とも言われる聞こえない人や聞こえにくい人をファンにすることができるのです。、
手話や音声ガイドなど工夫すればもっと広がるはず。


日本を代表する企業が集まるIAUD(国際ユニヴァーサルデザイン協議会)の中で
私が活動する「余暇のUDプロジェクト」では2006年から「CMにも字幕を!」をテーマにしています。
今年度から主査を担当することに。
5月12日に開催された
「2015年度IAUD成果報告会」で2015年度の活動報告をプレゼンしました。


IAUD総裁である瑶子女王殿下がおことばを述べられ
私たちの活動報告にも耳を傾けてくださりました。
CM字幕に関するプレゼンは何度もしていますが
今回は最前列に瑶子女王殿下、さすがにちょっとキンチョウ。
CM動画を再生し、次のスクリーンに移るはずがうっかりまた再生ボタンを。
繰り返し流れる映像、わ〜〜〜とまらないよ停止ボタンどこ??と
ちょっぴりアタフタしましたが(笑)涼しく終えました。


4月から障害者差別解消法が施行され
事業主は「差別の禁止と、合理的配慮の提供を努力義務」としています。
字幕をつけないことが差別となる可能性もあります。
現在は約15社程度がCM字幕を放送しており
毎日の放送情報をFacebook「CM字幕応援団」で紹介しています。
https://www.facebook.com/cmjimaku/


「情報のユニバーサルデザイン」は、
広告主にとっても生活者にとってもメリットがあるのです。