まるでパワースポット!長谷川朝子画業50年展


新潟にて「長谷川朝子 画業50年展」
楽しいコラージュから油彩、水墨、可愛らしい動物まで、人生最後の個展だと言われて駆けつけました。
躍動感あふれる馬のデッサンの数々はどれも見飽きなく、展示会場そのものがパワースポット!
10月23日まで新潟美術学園ギャラリーにて開催中です。
http://www.n-b-g.sakura.ne.jp/garou.html


長谷川朝子先生の新潟美術学園は、
高校生で失聴した私を、まるごと受け入れてくれた初めての場所です。
聞こえにくいことを隠し続け、周囲とのコミュニケーションや人間関係が絶たれていくなか、身も心も疲弊していました。
大学受験のため、新潟美術学園に通うことにしたのですが、ここでは初めから「聞こえない私」としてスタートできたのです。
聞こえないことを隠す必要がなく、
先生方や仲間とはデッサンをしながら、木炭や鉛筆で絵を描くような筆談が繰り広げられました。
個性が強くユニークで多様な仲間が沢山いて、
聞こえないという特性はたいしたことないってかんじ。
この新潟美術学園で私は、聞こえない自分としてのスタートをすることができ、
新たな人間関係の繋ぎかたを学びました。
私にとっては本当の意味でもパワースポット、新潟美術学園。