先日は某企業でのセミナー講師。
「聴覚障害を知る!
聞こえないってどんなこと?
色々なコミュニケーションを楽しんでみよう」
前半は聞こえないことについての講演。
聴覚障害の概要から多様性、
コミュニケーションや日常生活、
聴覚障害者が情報バリアを一番感じるところは〇〇!
〇〇で困ることや、うれしいことなど具体的に。
後半は普段私がおこなっている「井戸端手話の会」のイメージで、
グループで色々なコミュニケーションを楽しむ時間です。
様々な筆談、音声認識アプリ、新しいシステムを楽しみ
最後は、「リアル・ワンポイント手話」で。
カンタンな手話から、これだけは覚えておきたいよね!という手話まで
表情豊かにみんなで実践。
テレビでの「ワンポイント手話」とは違ったリアルな反応と
楽しさがあり笑いっぱなしでした。
このセミナーはシリーズになっており、
多様なテーマのなか「聴覚障害」を担当しました。
業務終了後の時間なので、60人を目途に募集をしたら
当日は約100人の方々が参加してくれました。
セミナー内容の企画から構成、資料作成まで、準備は大変ですが
アンケートを見ると本当にうれしく励みになります。
「多くの人が利用する場で働いていながら
手話などコミュニケーション手段を知らなかったことを
恥ずかしく思い、もっと身につけたいと思いました」
「バリアそのものが環境や社会にあるということ、とても印象に残りました」
「手話がとても感情豊かなもので覚えやすかったです。もっと勉強したくなりました」
「楽しそうにお話される松森さんの姿が印象的。
様々なお客様に良いサービスを提供し、喜んでいただけるようにしたい」
「同じ障害でも人によりニーズに違いがあるので
まずは本人に聞くということを大切にしたいです」
「聴覚障害のある人と一緒に仕事をしているので
少しでも手話を覚えたい」
「“当たり前”という意識を変革する必要性を感じた」
一つでも多くの気付きが次につながり、行動につながる。
そんなセミナーを目指したいです。
「自分が変われば世界も変わる♪」